喜左衛門ブログ:President Blog

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2020年5月25日 (月)

三兄弟の勉強会は、今日は6人で盛り上がりました!(^^)!

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先週の早朝、6名がそろいました。
中央の女性は本日のゲスト、木下志磨子さんです。

会場はツカキスクエア8階ですが、坪庭があり涼風が入ってきます。

楽しみにしていたゲストスピーカーを招いての勉強会です。
女性陣が入ると男性陣は張り切ります。

本日は、「起業する」がテーマです。
弊社は創業して152年、なぜ続いたか?
それは「創業魂と起業家精神」が脈々と続いたからでしょうね・・・

トップバッターは、喜三郎です。

彼の若い時、西表島(いりおもてじま)の民宿でバイトをしていた話にさかのぼります。

彼の原点は、南国の自然の楽園のこの島にすべてが詰まっているようです。


ホームページ作りを任され、アドベンチャーのガイドコースを考え、充実した彼の青春が詰まっていますね(^_-)-☆

2番手は大二郎です。
彼は大学を卒業後、宝石の大卸・今与さんで修業し、阪急百貨店の宝石売り場にも出向しました。

ツカキ㈱に入社して初めて、黒門市場の直営ショップの「大喜」店長となりました。

浪波(なにわ)気質の大阪商人にもまれ、お客様にどやされ、得難い勉強をしました。
まさしく初代店長としていい勉強になりました・・・

3番手は喜世志です。
長男として、先祖の流れに乗って今日まで無事やってきました。

個性的な新人の教育の話題になり、ゲストの木下志磨子さんの個性的な社員(当時、極並祐君)の話になりました。

極並祐君はアーチストですから、大丸京都店のショップでも飛び切り目立っていました。
彼のアートは、ツカキ・スクエアのシャッターのペンキ絵とか、ツカキ・スクエアやタカノハ・スクエアに多くの絵画があります。

小生の話です。

・創業慶応3年(1867年)、創業者(曽祖父)は明治時代の新興国ニッポンの経済発展にのり呉服卸を起業しました。
当時のニッポンは、日清戦争(1904年)、日露戦争(1908年)の大ばくちのような戦争に勝利し大成長をしていきました。
・次代(祖父)は、相続するや2年後に関東大震災(1923年)があり世界恐慌(1927年)
そして、日本は戦争へひた走り日華事変、太平洋戦争へと奈落の底へ沈んでいきます。
祖父は、商売には不向きな優しい人柄でしたが、不運の中、よく持ちこたえ次代にバトンを繋ぎました。

真剣にファミリーの歴史に聞き入る由貴室長

・小生の父は、京都大学を卒業してすぐに家業に入り、30歳で戦争に駆り出され6年半の間、中国の戦地で生死をさまよい、終戦(1945年)ともに幸運にも京都に戻りました。
父は、戦後の復興と高度成長の荒波の中、強靭な精神力と近江商人らしいしたたかさと一途さで見事に店を復興させ6つの会社を起こしました。
・小生は、入社後、26歳でツカキ㈱を起業し、36歳(1984年)に喜左衛門を襲名して塚喜商事の跡を継ぎました。
小生の若い時はニッポンの高度成長期、そしてバブル景気(1986-91年)を経験し、バブル崩壊の長い氷河期(1993-2005年)が続きました。
20歳代~45歳は好景気で商売でしっかり儲け、45歳からは業界の倒産旋風、やがてリーマンショック(2008年)となり、嵐の中が充実し6社を起業、M&Aしました。
そして、いま、コロナに遭遇してピンチとチャンスの真っただ中にいます・・・

★ツカキの創業152年間の大きな4つのハードルは・・
①.2回の政府転覆(明治維新、敗戦後)
②.大震災(関東大震災、阪神、東日本大震災)
③.経済恐慌(世界恐慌、リーマンショック)
④.パンデミック(スペイン風邪、コロナ新型肺炎)
この困難なハードルをいかに転ばずに越えていくかが重要なポイントです。

いよいよ由貴室長の話です。

彼女は税理士として会計事務所、大手不動産業でのキャリアがあり、色々な経営者を見てきました。
その眼力から起業、社長業についての話です。

起業家から企業家へ

とても手厳しい話で5名の聴衆はシーンとして聴き入っていました。


大拍手でした!!

いよいよトリは、真打登場、木下志磨子さんです。

彼女お名前は、志(こころざし)を磨(みがく)子と書きます。

店の名前は、「プンダミリア」(スワヒリ語で「しまうま」の意、しまこさんです)

なぜ、起業したか?

プリザーブドフラワー・・・(SACRAビルのテナントさんです。)

プロポーズのお花、結婚式で娘からもらったお花、お誕生日のお花など、心に残る花を永遠に思い出そのままに残したい人は・・・

女同士のツーショット。このあと二人は意気投合しました(^^♪

大きな共感の拍手でした(^_-)-☆
今日は志磨子さん、ありがとうございました。
非常にリアリティと示唆に富むプレゼンテーションで有意義なひとときでした。