2020年7月17日 (金)
登録文化財の会、楽しい一夜でした・・・
京都・国登録文化財所有者の会(通称;登文会)の年次総会が京都・南禅寺の順正さんで開催されました。
順正さんは、南禅寺の湯豆腐で有名で昔からの料亭です。
広大な敷地(1300坪)に手入れが行き届いた庭園が青々と広がります。
錦鯉が優雅に泳いでいます・・・
先年の大雨で池が洪水状態になり鯉が川へ流され、また、鯉ヘルペスの時は愛しの恋(鯉)が全滅して、ベンツ2台分の大金をはたいて再び鯉を購入したそうです。
恋(鯉)は・・・難事のあとは大変なようで・・・・
順正さんのたたずまいは静かで、南禅寺の喧騒な通りの賑わいとは別世界の静けさです。
順正書院は、江戸時代の蘭学医新宮凉庭が開設した医学学問所として建てられ、国の登録文化財です。
順正の大西さんは登文会の重鎮です。
玄関にある小幡人形(近江の五個荘小幡町の伝統産品で土人形)の福助さんです。
京都の老舗は、さすが、さすがでございます!(^^)!
京都・登文会は、コロナ感染のリスクに備えて、書面総会となりました。
全会員さんへ、事前に総会審議の書類を送っており、過半数の委任状が郵送にて頂き、無事総会は成立。
理事長(小生)挨拶、総会の審議が始まりました。
前年度の活動状況、決算報告、監査報告と続き、新年度の活動方針と予算が検討されました。
書面総会ながら、役員は総会参加なので、活発な議論がなされました。
すべて終了して乾杯。
左から、大西さん(順正)、田中さん(富田屋)、大川さん(並河靖之七宝記念館)、小生(SACRAビル)、橋本さん(白沙山荘、橋本関雪美術館)
話は、たのしく弾みました。
順正さんのお料理、お庭、お座敷は天下一品です。
役員の中で会計幹事さんが、大川さんから大西さんへ交代です。
大川さん、ご苦労様でした。大西さん、よろしくお願い申し上げます。
我々役員は、すべてボランティアですべて手弁当にて頑張っています。
順正さんには美術品が沢山あります。
祇園祭のステンドグラスです。
月鉾や長刀鉾が見えます・・・
ウサギの円窓のステンドグラスです。
天井画が素敵ですね。
お開きで夜のお庭は素晴らしかった・・・
登文会のメンバーは、文化財への造詣が深く人脈が豊かで、文化財を守ろうという志とリーダーシップが優れた人たちで、非常に楽しいひとときでした。
後記
いつもなら、今日は祇園祭ですが、本年は疫病退散の神事のみで、静かな祇園さんです・・・
可愛い舞妓さんがツカキに来てくれはりました・・・・・
小晶さんと、としえりさんどす。
こっぽりに鈴がついて、歩くと艶やかで賑やかな鈴の音がして京都らしい風情どす・・・
「こっぽり」とは、大きな背の高い下駄の木を、くり抜いてあり、歩くと・・こっぽり、こっぽり・・と軽やかな音がします。
今日はたのしい祇園祭り♬