2020年8月5日 (水)
久しぶりだね、「NPO三方よし研究所」のツアー研修!!
日曜日、近江の能登川駅に集合してバス出発
平田晃子委員長(講師養成委員会)です!
バスは2人席を一人掛け
豊郷の岡村本家に到着、お旅所になっていて、立派な街道筋の灯篭です。
岡村本家酒造の前で
安政元年(1854年)、彦根藩主より酒造りを命じられ岡村家は、金亀(きんかめ)をブランドにして創業・・・彦根城のことを金亀城(こんき)といいますが、お殿様に遠慮して「きんかめ」というそうです。
お殿様は、安政の大獄で有名な井伊直弼大老のことです。
さて、酒蔵の2階の広いスペースで講演会です。
講師は、滋賀大学の青柳教授です。司会は三方よし講座の田中委員長です。
講演のテーマは、「蝦夷地の夢を描いた近江商人」」
理事長(小生)からのご挨拶
「昨年4月に北前船の研修に福井ツアーをして越前海岸の船主屋敷を訪問しました。
12月には、岩根専務理事が講師となり、蝦夷地開拓の勉強をしました。
本年2月には、滋賀大学で青柳教授の講演と史料館の見学をしました。
いよいよ今日は三方よし講座で蝦夷地を開拓した近江商人の歴史の勉強会、楽しみに参りました」
最前列で田中彰寿弁護士も熱心に受講です。
いよいよ青柳教授の講演です。
蝦夷地の開拓のはじまり・・・アイヌと松前藩の話からです。
両浜組商人(八幡商人と彦根<薩摩村、柳川村>)が松前藩と結びついて蝦夷を開拓しました。
会員から質疑応答がドンドン、ドンドンあり、司会の田中委員長はついに終了の宣言
中澤通盛委員長の御礼のご挨拶
酒蔵の見学
金亀の菰樽
麹(こうじ)室の前で説明を受ける
発酵したお酒をしぼる工程
蔵元と杜氏、大星と金亀の銘柄について
有意義な日本酒の製造の勉強でした。
当主の亀コレクションはすごかった・・
色々な種類の亀がたくさんいて圧倒的な亀尽くしでした!(^^)!
いよいよお食事会。広い酒蔵の2階でひろびろと・・・
乾杯の発生は北野加代子副理事長
ここは軽くお茶で乾杯の方が多かった・・
お鍋も一人鍋で・・・
昔の酒蔵の様子が描かれていました。
実に楽しいひとときでした。
蝦夷地を開拓した藤野喜兵衛の屋敷、通称「又十屋敷」いまは、「豊会館」
藤野喜兵衛の話・・「天秤棒を担いだ近江商人」と、「北前船で蝦夷地を開拓した近江商人」
2班に分けて広々と聴講
藤野コレクションを見学・・・武具から、洋物(蓄音機、時計など)など実に幅広い
広大なお庭が涼しげです。
実に有意義な研修会でした。
後記
最近はZOOM理事会、リモート云々でしたが、久しぶりのリアルな研修会で本当に楽しい集いでした。
田中委員長は、密を避けるために、バス、講演会、食事会、見学と距離をとる、密の議論は避ける、風通しをよくするなど、大変な配慮でした。
おかげで無事に楽しく安全に過ごすことができました。
ありがとうございます。