2020年8月28日 (金)
昔ながらの地蔵盆
ツカキの本社のある町内は、京都市下京区の「二帖半敷町」です。(烏丸通仏光寺上ル)
昔、土中から二帖半の巨大な石が出てきたとか、色々な言い伝えがありますが・・
15軒位の小さな町内ですが、郵便番号が単独である極小の行政単位であります。
たった1軒の住民は、浅野明美先生(こどもみらい館の館長、小児科医、元・南区の区長)で250年間、我が町内で代々、頑張っておられます。
塚喜商事は創業慶応3年(1867年)ですが、ここに引っ越してきたのは明治28年(125年前)です。
私は代々の先祖の家がある近江の五個荘で生まれ育ち、小学校を卒業すると近江商人のしきたりで「家」を離れて「店」で暮らしました。
近江の家は祖父母と母がおり、父は京都の店で仕事に打ち込んでいました。
職住一体の京都では、ごく自然に京都の店で暮らしていました。
さて本題は、「二帖半敷町」のお地蔵さんです。
我が家は大正時代に子供がなく、お地蔵さんを店の前にお祀りすることになりました。
ご町内で相談して、皆の浄財を集めて立派な祠(ほこら)が出来ました。
(この祠は何代目かの建て替えたものです)
石仏の大日如来さんがお社の中におられます。
今日、8月27日は、大日如来さんの地蔵盆です。
ご近所の因幡薬師さんからお坊さんにお越しを頂きました。
読経も、マウスシールドをされ、暑くて大汗だくでお坊様もお気の毒でした。
町内からいつものメンバーが集まり、結束を高めました。
一昨日は、東京に出張しました。
某百貨店のライオン像です。
暑いのにライオンもマスクをして頑張っています。
東京の登録文化財の会の渡辺副理事長と話をしました。
渡辺さんは、千葉県市川市に文化財を持っておられます。(日経新聞より)
渡辺さんの友人の池内さんは、某大手損保にお勤めで京都のご実家が池内友禅という有名なきもの作家工房で、弊社ともご縁があり意気投合しました。
文化財保護、伝統工芸の話など、とっても楽しい有意義なひと時でした。!(^^)!