楽しかった9月、別家会

9月1日は、恒例の別家会です。
ツカキスクエア（ツカキ本社）の６階に別家室があります。

この部屋は、１５０年余りの先人が集う場なのです。

左側が別家の肖像写真、右が歴代の先祖です。

「別家」は永年勤務した弊社幹部のことで、その歴史は創業１５３年前にさかのぼります。
江戸時代、商家のしきたりとして、「血縁の分家」と区別して、「幹部社員の別家＝のれん分け」で士気をたかめ、実際、独立創業する社員と、一方、有望な社員は店の幹部社員として残留しました。

八朔（はっさく、８月１日のこと）は、20人位の別家さんが集まり、お盆を控えて皆で先祖・先人（物故者）の遺徳をしのび仏壇に手を合わせました。
今月の恒例の別家会では、酷暑の中、元気な6名が来られました。

左から平阪さん、多屋さん、橋本さん（昨年逝去）です。

今日は、多屋さん（昭和9年生まれ、和歌山の田辺商業出身、八王子支店の初代店長やツカキ㈱の役員として活躍）が元気に出席、今もテニスやゲートボールで汗を流しています。

左から、加藤さん（東京）、武中さん、松宮さん

武中さん（昭和12年生まれ、近江八幡出身、絹の白生地部門で大活躍）は耳が遠くなりましたが、とってもお元気です。

松宮さん（昭和9年、八王子市生まれ、日本大学出身、当時の大卒一期生）は今も大変にお元気で知的好奇心は極めて旺盛です。

皆で西陣織あさぎ美術館の松嶋君のユーチューブの動画を見ようということになりました。

皆さん熱心に視聴です。松嶋君は「西陣織美術工芸あさぎ」の商品ディレクターで彼の話は“あさぎ愛”にあふれて感動的です!(^^)!

橋本さん（昭和15年、滋賀県甲賀市生まれ、永年、経理を担当、後年、京都和㈱装の役員も歴任）は、頭脳明晰でいたってお元気です。

土井さん（昭和20生まれ、和歌山県御坊市出身、昭和39年に入社以来、実用呉服を扱う）

懐かしい顔ぶれ、塚本卯さん、芦田さん、吉本さん、東さんです。

今日も元気な、東さん（昭和21年生まれ、御坊出身、裏絹などを歩み、平成8年に2代目福岡支店長へ）はいつものスマイルと率直さで人気者です。

次回は、秋のお彼岸さんのお墓参りですが、今年の酷暑とコロナで予定を変更して、10月3日（土）にツカキスクエア8階の仏間で、読経と恒例懇親会を開催です。（30名位参加）

後記
実は喜左衛門ブログは、弊社のOB（別家会）、OG（若葉会）にも見て頂いています。
同窓会誌を兼ねており。
きっと大先輩女子は、「〇〇さん、昔はハンサムで憧れたのに、すっかりジイさんになって、嫌やわぁ～」と自分の歳を忘れてうそぶいておられることでしょうね・・・・
しかし、私のことも、「きいっちゃん（私の幼名・喜一郎）、小学生やったのに大きく（ジジイに）なったんやねぇ・・・」と言われております”(-“”-)”