2020年9月18日 (金)
京都市京セラ美術館に初めて行ってきました。
先週の日曜日、気持ちのいい秋日和に恵まれ岡崎(京都市)に行きました。
京都市立美術館は1933年(昭和8年)、東京都美術館についで公立美術館として2番目に創立しました。
京都画壇が名をはせ、勃興した時代でもありました。
この京都市立美術館は、令和2年3月21日に京セラの協力により大リニュ―アルをして「京都市京セラ美術館」としてオープンしました。
そして、コロナ緊急事態宣言ですぐに休館
只今、事前予約制の入館ですが、はじめて訪問しました。
遠目には昔とまったく同じですが、中身は大きく変わりました。
美術館の企画展として、杭迫(くいせこ)先生より招待券を頂いた「現創会」の書の作品を拝観しました。
杭迫先生の書「萬里一空」の前でご一緒に
宮本武蔵の五輪書の一節・・・世界はすべて同じ空のもとにあるとの意
10日前に先生に初めてお会いして、2回目のご挨拶で光栄でした。
先生の揮毫「笑」
ユニクロの柳井正社長の想いを杭迫先生が揮毫されました。(柳井社長と山中伸弥先生と)
杭迫先生の人徳と素晴らしい文字に遭遇でき幸せでした。
これは杭迫先生の横にあった真神巍堂さん(恩賜賞、日本芸術院賞受賞)の書
立派な品格のある字で心を打たれます。
真神さん(建仁寺の永源院の住職)の奥様は家内の友人で、家族ぐるみで昔から大変親しくさせて頂いています。
常設展を拝観しました。
竹内栖鳳(1864-1942)の「雄風」、虎の絵は大迫力でした。
堂本印象(1891-1975)の「婦女」
長澤芦雪(1754-1799)虎図(重文)
上村松園(1875-1949)、小倉遊亀(1895-2000)さんなど京都画壇の女流作家の力作も沢山あります。
非常に見応えのあるコレクションでした。
岡崎かいわいを散歩して帰りました。
白川の清流で、左側が小川治平さんの屋敷です。
右の手前が小川治平さん(「植治」で有名な庭師。只今7代目)
左が、並河靖之七宝記念館。七宝で有名で登録文化財の会の仲間です。
白川沿いの散策は清涼感があり心地よい気分でした。
久しぶりに京都市内の散策をして、いい休日でした(^o^)