2020年11月2日 (月)
コロナに負けずにきもの着付けの認定式
京都大学の吉田の時計台は大正14年(1925年)完成した登録文化財です。
京大は吉田山のふもとにあり吉田神社のすぐ近くです。
この吉田上大路町に吉田神社の社家(神官の屋敷)の筆頭である鈴鹿家がありました。
この由緒ある鈴鹿家の屋敷(江戸中期の建築)を、昭和18年(1943年)に「昭和を代表する庭園家」である重森三玲(Ⅰ896-1975)が譲り受け、2つの茶室と自邸の庭を作りました。
私は重森家三代と永年の交流があり、この重森家住宅を保持すべく相談に乗りました。
「庭と書院」を重森家が継承して庭園美術館として運営し、「主屋」(築300年)を塚本家が引き受け大修復することになりました。
かくして重森家の主屋は、喜左衛門が保持する「招喜庵」となりました。
今日は招喜庵の座敷で小林先生から着付け教室の認定証授与式が行われました。
ソーシャルディスタンスを十分にとって授与式です。
緊張感ある式典が終了し、記念撮影です。
重森三玲庭園美術館の前で、重森三明館長の説明です。
今日の参加者は
緊張感のあるお庭のモダニズムの共感されました。
いよいよ招喜庵のダイニングルームでお祝いの席です。
安田さんの音頭で乾杯です。
和気あいあいの祝賀懇親会です。
感染防止の意味もあり、皆さん、アルコールは控えめです。
きもののコンテストに大拍手です。
今日は、皆さん、きものを着て久しぶりのお出かけで、300年前の屋敷のお座敷での式典、庭園美術館で古典とモダニズムを堪能されました。
きものが主役のイベントで、着付けの腕の競い合いです(^_-)-☆
帯のひだ折りの実演です。
実にお手並みが見事です。
ビンゴゲームや川柳大会や盛りだくさんのお楽しみでした。
和気あいあいと会は進みました。
後記
1年ぶりの晴れやかなきもの着付けの認定式です。
コロナ感染防止に配慮しながら、きものばかりの清々しい1日でした。
きもの万歳\(^^)/