2021年1月18日 (月)
初春の別家会
先週の土曜日の夕方、恒例の別家(江戸時代からの商家のしきたりで、功労のあったOBと古参の現役社員の会)の新年会が開催されました。
当社は創業153年ですが、毎年、開催され集います。
今年はコロナ禍で酒・会食なしの集いとなりました。
まずは全員で、先祖、先人へ感謝の読経を捧げます。
今年は、正信偈と蓮如上人の御文(浄土真宗)だけの簡素なお勤めとなりました。
勿論、参加者の宗旨は他宗、キリスト教などあり、信仰はフリーであります。
まずは、全員で集合写真。今年は参加自粛の方もあり20名です。
冒頭、社長(小生)から新年の挨拶
「コロナ禍で売上は2ケタ減の厳しさで、社員一丸となって懸命に働いています。1月末の決算の見込みは、減収微増益の見込みでこれも永年の諸先輩の頑張りの蓄積のおかげです。」
ここで、「西陣織あさぎ美術館」の動画(3分間)をご覧頂きました。
正月にふさわしい百人一首の「光琳かるた」を、西陣織あさぎ事業部が丸帯やカルタに織り上げました。
丸帯の「読み札」です。
動画の語り手の松井貴子マネージャーの十八番の光孝天皇です。
帯を締めると4通りの柄を出すことが可能です。
大画面の映像で堪能して頂きました。
炊事場で作ったおぜんざいが出てきました。
和気あいあいと頂いています。
いつもなら、お酒が出て賑やかな新年会の会食ですが、今年は酒、食事なしです。
若手の別家(といっても60歳前後ですが…)は諸先輩方のお世話係で忙しいですね。
この新年会は別家会の総会も兼ねており、別家会の現金出納帳をみなで確認します。
別家最長老の多屋さんの新年の挨拶がありました。
吉岡さんと山口さんが悠々自適の近況報告がありました。
ともに地域のお役、神社のお役など社会奉仕に活躍です。
別家会は例年の時間の半分でお開きとなりました。
土産は、白鷹の伊勢神宮奉納のお神酒、仕出し弁当2人分、年賀のお菓子です。
別家さん一同は別れを惜しみながら帰途につかれました。
後記
翌日の日曜日は、家内とイタリアンレストランに行く代わりに、レストランの持ち帰りメニューを自宅で頂きました。
家内と二人で乾杯(^_-)-☆
イタリアワインが実に旨い。
ワイングラスは井上萬二さん(有田焼の白磁)の作です。
有田(佐賀県の窯場)に行った夫婦の思い出の話に花が咲きました。
家だから、午後7時を越えてもアルコールは飲み放題です!(^^)!
肉とパスタ、実に美味しいくつろいだひとときでした。
コロナ禍のささやかな楽しみであります(^_-)-☆