喜左衛門ブログ:President Blog

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2021年4月19日 (月)

百貨店卸のチーフ会議

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ツカキ㈱では、毎月、百貨店卸の売り場(ファー、宝石など)チーフのZOOM会議が開催されます。(塚喜商事㈱のきもの、マリエクラッセの婚礼衣装、タムラの下着は別途)
今回は京都本社にて、「宝石・毛皮・バッグ新作展」が開催で全国から集合です。

今期(昨年8月-3月まで8か月分)は、コロナ禍で百貨店は色々な規制が多く対応が大変です。
ZOOMで、京都を拠点に仙台と東京から参加です。

冒頭に「尾島・石川チーム」と「田辺・大野チーム」が今期(8か月分)の予算をクリア(前期と前々期の売上実績を維持)し、社長から敢闘賞が授与されました。
「木下チーム」は、年間予算を達成し百貨店様から表彰されました。
コロナ禍の時期、前年クリア、まして前々年(平年)クリアは至難の業です。
万雷の拍手でありました。

早速、各チーフからの報告です。

小川MD(毛皮・レザー担当)から新シーズンのファッション・トレンドの説明です。

コロナ禍では主張性のある色(ピンク、レッド、ブルーなど)やビタミンカラーがヒットし、また柔らかい優しいパステルカラーもヒットしています。

チーフから意見が活発に出てきます。


マスク必着なので、皆の顔が見えずに困りますね。
ZOOMも、相手の感情が読み取れずに中々、大変です。

玉木MD(バッグ)からの説明


ZOOMからリアルから、色々な意見が沢山でてきました。

総評で猪飼MGからの意見

最後は塚本専務から慰労と激励で終わりました。

いつもなら夕方は食事会でしょうがコロナで自粛し、東京、大阪など各地に帰りました。

 

◆先週、新宿の東京モード学園と文化服装学院を訪問しました。
用件は、秋に開催される(社団法人)日本毛皮協会の「第21回ファーデザインコンテスト」のご説明です。
これは主催は毛皮の同業組合で、経産省の後援事業として開催しており、小生は20年来コンテスト委員長を拝命しております。
東京モード学園の巨大なコクーン(まゆ)ビルです。

先生も華やかな衣裳をまとい、ファッションの最先端というイメージです。

全国のファッション専門学校30校へ当協会の組合員が講師として派遣され、ファー素材セミナーが開講されます。
セミナーの結果として、全国から3000通以上のファーデザイン画の応募され、世界でも例をみないファーの大デザインコンペが繰り広げられます。
このデザインコンペで日本グランプリを獲った若手デザイナーは、世界で金や銀メダルをとる注目の世界への登竜門にとなっています。

さらに文化服装学院を訪問しました。

大手の専門学校も巨大化し、色々な分野の学校を併設されています。

ファッション専門学校の先生方に、「西陣織あさぎ美術館、京都北部の丹後の機場(はたば、弊社のジャガード織機がある)見学、京都鳴滝クリエイティブセンターと墨流し(マーブル)染め工房などの紹介」をしました。
どの先生方も、是非、京都研修で見学したいと仰っていました。
今、日本の美、伝統工芸は大変な人気です。
我々も頑張らないと、“絶滅貴種”のような扱いの中で、やがて消滅してしまいます。
力を合わせて本気で頑張りましょう!(^^)!