2021年6月23日 (水)
ファミリー勉強会・・・おカネの勉強会
一昨日の塚本家のファミリー勉強会は、「投資について」のプレゼンテーション
我が家の伝統的な代々の「子供のおカネのしつけ法」があります。
小学生の頃、貯金箱と小遣帳が渡され、「毎日の金銭の出入りを帳面につけなさい」と言われます。
月末に父親が子供の書いている小遣い帳をながめ、貯金箱の中身と残高を合わすのです。
あわないと、さかのぼって子供が帳面に収支を書き込むのです。
買い食いクセがあると貯金箱は空っぽ、帳面の残高とは全くあっていない・・・
これはドヤされます。
月末には3年生だと300円のお小遣いと、残高が1,400円あると1割の140円が金利としてもらえます。
かくして兄弟の間に自業自得の大きな差がつくのです。
私ら兄弟はこれで育ち、次代の息子達もこれで大きくなりました。
投資は、40歳が過ぎるとやっと解禁になります。
今日は新米投資家(息子達)のプレゼンテーションです。
今日の一番バッターは、長男(喜世志)です。
最近、手書きのレジメを好んでプレゼン資料に使いますねぇ・・・
◆これから有望と思われるセクターと有望銘柄は?
アメリカの好景気に支えられ、テーパリング(金利を徐々に上げる)が言われだし、NYダウが急落し、ナスダックを上昇という皮肉な現象。
中国共産党の100周年記念式典を直前に控え、企業の締めつけが厳しく中国株は大低迷
有望株は5Gや日本の電子部品産業、アメリカのキーサイン(ハイテク・ソフト)を推奨
株価が乱高下するので、ただいま「ワタワタしている」そうです。
儲かると「鼻がヒクヒクする」そうで、長男は、あまり品のよく無いミニ投資家です。
次は、次男(大二郎)です。
注目は中国です。
人口増加率に注目です。
輸出品目の変化(鋼材や軽工業品が低下、電子製品が伸び)をとらえ、産業の変化について話をしました。
好きな会社としてホンダの話になり、スーパーカブからシビック、ホンダジェット、EVへの進展のスマートな動画の紹介となりました。
兄弟からの指摘は、プレゼンは楽しさと共感性がありエンターテイメントとしてはとってもいいが、中身は主張性がなく、投資の決断に乏しい・・・と手厳しい論評でした。
長男の嫁の由貴は、子供が急に熱がでて欠席。残念。
三番バッターは三男(喜三郎)です。
有望セクターは、派手に登場しました。
ドローンが宅配をする
ハイテクの相関図です。
いっぽう、京都の岡崎の行列のできるうどん屋のハイタッチな商売の在り方の話になりました。
兄弟から、「安直に評論家の作った表を題材にせずに、自分の見立ての表を手書きで作り、どこにチャンスがあるか熱く語れ」(長男の弁)、「ここでレクチャーは要らない。自説と行動の証を述べよ。」との指摘がありました。
行列のできるうどん屋は、「ボクはうどんで絶対に待たない、丸亀製麺は待たさないぞ」と言いたい放題の兄弟議論でありました。
最後は倒産、いや父さん(ワープロでいつもこうなるのです(>_<))が10分間、「大人の投資家の話」をして、投票です。
今回は投票の結果、長男が優勝でした。
メキシコ・オリンピック(1968年)の記念銀貨です。
2位は次男が獲得
素敵な記念銀貨が贈呈されました。
仲良く6月ファミリー勉強会の記念撮影
8階の坪庭の緑もだんだん濃くなり盛夏を感じますね(^^♪
ありがとうございました。