北京とのZOOMミーティング

中国の高先生は美人の弁護士で、中国の若手経営者グループのリーダーであり、「事業承継や百年経営」の課題に取り組んでおられます。
北京と京都をWEBでつないでのZOOMミーティングをしました。

高先生から5ページに及ぶ質問状が事前に来ており、インタビュー形式でZOOMが始まりました。

◆創業の頃の状況、三方よし理念と実践、近江商人について・・・高先生の話題は多岐にわたりました。

◆後継者育成、経営幹部との関係など鋭い質問が多くきました。
近江商人の育成の基本は、「家族」（祖父母、両親からの教育）、さらに五個荘などの「地域ぐるみの子育て」（寺、神社、近所、学校が子供の教育に大きな役割を果たした）、そして「会社の幹部や別家（退職した幹部社員）の後輩育成」が大きな影響力を持ちます。

◆世の中の大きな出来事（大震災、戦争、経済恐慌、パンデミックなど）があったとき、いかに備え、どう対処するか？
ビジネスや資産の三分法を通じて、リスクの分散、会社の永続性を図るように努めました。

◆「老舗」の使命、「経済的存在、社会的存在、文化的存在」について、いかに役割を果たしているかとの質問がありました。

◆伝統産業の西陣織の話になり。「西陣織あさぎ美術館」をZOOMでライブ見学をして頂くことになりました。

織物設計図の前で・・・

400口、900口、1800口・・・ジャガードの織物の精密さについて

蓄光糸の織った日月山水図の屏風（原画は国宝、金剛寺）

カメラマン（中国人）の熱心なカメラワークに感心しました。

「西陣織あさぎ」と「京友禅の京朋」のコラボするルームでひと時を過ごしました。

最後に記念撮影、喬さんと共に・・・

夜は、孫のゆうちゃんのお誕生会です。

兄のこうちゃんと一緒に

いとこの「りんちゃんとはるきくん」

喜三郎・安希子の家族です。

大二郎の家の近所・・・京都・疎水にかかる安朱の橋

夏から秋に変わっていく疎水の散歩道

コロナ禍で、世界中がグレー色に変わったかのような気がしますが、自然の四季は移ろい、子供達は確実に成長しています。
未来の世界に希望をもって頑張りましょう！！