喜左衛門ブログ:President Blog

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2021年11月12日 (金)

私の好きなシャガール

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マルク・シャガール(1887-1985)はベルラーシ(ロシア)のヴィテブスクで9人兄弟の長男として生まれました。ここは、ユダヤ人が半分以上を占める地域でした。

生涯、ベラを一途に敬愛したこと、ベラの愛や結婚をテーマにした作品を多く制作しました。

若き日のシャガール

 

23歳(1910年)で、パリに赴き5年間の滞在をして故郷に戻りました。

1915年にベラと結婚し10月革命(1917年)後のロシアでしばらく滞在しますが、1923年にフランスにもどり、画は、「愛」への傾斜を深めていきます。

1941年、第2次世界大戦の勃発をうけ、ナチスの迫害を受けアメリカの亡命し、1944年、妻ベラを亡くします。

1947年、フランスにもどったシャガールは南フランスに永住することを決意します。

 

最初に買ったシャガールの小品「バイオリニスト」

なんともうれしかった(^o^)丿

 

1952年、60歳のシャガールはユダヤ人女性ヴァランティーヌ・ブロツキィーと再婚します。

1960年、フランス共和国の文化大臣マルローよりオペラ座の天井画を依頼され、世界が驚く作品を描きました。

1966年、シャガールは17点の連作「聖書のメッセージ」をフランス国家に寄贈しました。

マルローの尽力で、シャガールの86歳の誕生日に「マルク・シャガール、聖書のメッセージ国立美術館」が開館しました。

 

私の好きなシャガール

「牧神パンの饗宴」

「ベルシィ波止場」

シャガールは、幻想的で愛に満ちて、人の気持ちを癒してくれますねぇ・・・