2021年12月6日 (月)
JFAファーデザインコンテスト2021
JFA(日本毛皮協会)毛皮デザインコンペが、12月1日(月)に銀座の時事通信ホールで開催されました。
まず、服部JFA理事長の挨拶です。
コンテスト委員長(小生)・・・この役、小生は21年間務めています。
後援は経済産業省、協力は世界毛皮連盟です。
春~夏にファッション専門学校で素材(毛皮)加工セミナーを開催し、要請のあった全国30校の学校・大学へJFAの会員毛皮メーカーが出向き講義を行います。そして毛皮コートのデザイン画を懸賞付きで応募します。
今年の応募点数は3043点で過去最高です!(^^)!
審査員(デザイナー、ファッション評論家など5名)の厳選な第1次審査により、16点が選ばれます。
そして、入選した学生さんとJFA会員の毛皮メーカーがタイアップして作品作りに集中します。
今回はショー形式にて第2次審査会においてグランプリが決まります。
いよいよ、ショーで16点が披露されます。
武正有貴さん(文化服装学院)の作品。
デイアナ・ゴ・シュ・シェンさん(東京モード学園)の作品。
松野下由衣さん(文化服装学院)の作品。
久下愛梨さん(大阪モード学園)の作品。
自分が思う奇妙な鳥「New Bird」を描きました。
ツカキ㈱が制作。不思議な鳥へ大拍手でした。
湯澤歩さん(名古屋モード学園)の作品。
月のしずくとよばれる真珠をモチーフに・・・
前衛的な李さん(東京モード学園)の作品…
表装的なことよりも本質的、内的なことを追求
前田直緒さん(東京モード学園)の作品。
棚田の稲穂、希少な小動物など大自然と人間の営みを表現
入選作品です。
◆HKFF賞
吉田佳祐さんの作品。中学生の頃の思い出や憧れたもの、感情を表現
楽屋裏で吉田君
◆SAGAファー賞
ヤップ・メイ・ユ(マレーシア)の作品。お国のバティックの柄をミンクの毛の刈込みで表現
◆優秀賞
趙安然さんの作品。花火の美しさを表現
◆グランプリ
苗田さんの作品、毛皮の温かさとスポーティーでパワーいっぱい感を表現(メンズ)
表彰式はWEBで全国へ流れています。
国際毛皮連盟からのメッセージ、ケイトさんより
審査委員よりの講評
中章審査員長から「どれも独創的で勇気と元気を頂きました」と絶賛のお言葉でした。
審査員の先生方、ありがとうございました。
フィーナーレ
拍手が鳴り止みませんでした。
ユニーク、パワフルな作品ばかりで素晴らしかった!(^^)!
小生も永年コンテストを応援してきましたが、コロナ禍の中、今回のショーは最高でした!!