2021年12月24日 (金)
同志社大学は重要文化財の宝庫です!(^^)!
今週の水曜日、京都の同志社大学で事業承継学会の理事会がありました。
京都御所(天皇・皇后の明治維新までのご在所)の北西角(烏丸今出川の交差点)の地下鉄今出川駅の出入口です。(同志社大学前)
同志社大学の正門の横の道・・・奥(北)は相国寺の山門
相国寺の山門から南向いての真正面が御所の今出川御門です。
臨済宗相国寺派の管長が輿(こし)に乗って、天皇に面会に行ったといいますから、輿(こし)に揺られて10分間くらいで参内できたのでしょうね、
天皇家と相国寺さんとの間柄・距離感が判るというものです。
さて、今出川御門の前が同志社大学の正門です。
今回は良心館(RY)の教室で「事業承継学会」の理事会がありました。
会の事業計画、決算、予算について審議され総会で諮られました。
研究者(学者)と実務家(経営者)の融合をどうするか?
「事業承継学会」と、「老舗の会」(京都府の会員2千社)との交流が議論されました。
相国寺さんの一部の跡地が同志社大学になっています。
その遺跡調査の報告です。
キャンパスには、無造作に重要文化財の建物が現役で利用されています。
◆顕栄館(重要文化財)。アメリカン。ボードの寄付に寄りD.C.グリーンが設計し1884年に竣工しました。外観は洋風で中は純和風になっています。
◆礼拝堂(重要文化財)。D.C.グリーンの設計より1886年に完成。プロテスタントのレンガ造りチャペルとして日本に現存する最古のチャペル
◆ハリス理化学館(重要文化財)。J.N.ハリスの寄付により理科教育の高等教育のために建設された。
◆クラーク記念館(重要文化財)。B.W.クラー氏の寄付により1894年に建設された。
◆待辰館。館名は旧約聖書に由来する。
◆有終館(重要文化財)1887年、同志社の最初の図書館D.Cグリーンの設計で建設された。
◆啓明館(登録文化財)・・・ヴォーリス設計で1920年に完工。
卒業生の山本唯三郎氏の寄付による
今出川キャンパスの地図
さすがに同志社大学の歴史と伝統を感じました!(^^)!