2022年1月28日 (金)
ZOOMで全国・登録文化財の会が開かれました。
◆日本の文化財は、国宝1130件(内、建物は228棟)があります。
京都の知恩院の国宝の三門です。(法然が開いた浄土宗の総本山。1626年、徳川三代目将軍の秀忠の命で建立。高さ24メーター、幅50メーターです。)
重要文化財は1万3300件(内、建造物は2530件)あります。
旧・日本銀行京都支店は重文のレンガ建物です。(1906年に建築。辰野金吾が東京駅や日本銀行本店、京都支店を設計)
登録文化財は1万3467件(内、建造物は13,276件)です。
京都のSACRAビルは登文で木骨煉瓦建(ツカキ㈱所有、1916年建築)です。
今日は、国登録文化財所有者の会(略称;登文会)の全国・登文会のZOOM会議です。
理事長は寺西興一さん(大阪・登文会の会長)です。
副理事長は小栗さん(愛知・登文会の会長)、小生(京都・会長)、渡辺さん(東京・副会長)、青山事務局長(大阪・事務局長)、小栗事務局担当(愛知)が参加です。
議題は、①文化財の税制改正の要望、②ふるさと納税を活用して文化財保護、③登録文化財パンフレット制作、④統一名刺の作成、⑤コロナ禍での総会の運営などです。
新潟県上越市の名家・白田家が豪雪と相続問題で今後が危うくなっています。
いかに対策をするか?。大問題です。
各地の税制の要望
登文会のメンバーが文化庁の都倉長官に面談に行きました。
その折も名刺を作ろうということでデザインの協議になりました。
色々なことがZOOMで審議されます。
各地の登文会では、文化財の補修や商業利用、後継者問題、都道府県の文化財保護課とのパイプなど身近な課題に話題が集中します。
しかし、全国登文会では文化庁とのパイプ、税制改正など地方では出来ない大きな取り組みがテーマとなります。
ZOOMでの懇親会となりました。
缶ビールで乾杯!!
小生のZOOMのパソコンの前に臨時の食卓?です。
ビール片手に大いに議論。
おつまみポリポリの方、小生はすっかり夕飯でコンビニおでん・お寿司をパクパク。
ZOOMながら各地の登文会の現状や、コロナで文化財の旅館の運営が大変な状況など、会員の消息や色々な情報が出されました。
各個人の近況、家族の事など色々な話題になりました。
実に楽しい有意義なZOOMミーティングとなりました。
気が付けば夜は更けて…8階の部屋を出ると真っ暗の中ひとり…。セコム(警備保障)がセットされており、異常警報が鳴って1階にて慌てて対応、もう少しで不法侵入者として逮捕されるところでした。
あ~驚いた!!
不良社長、大いに反省であります。