2022年2月24日 (木)
ツカキスクエアのひな祭り
早春の候、お元気ですか?
ツカキスクエアに春が巡ってきました。
玄関ホールには漆(うるし)塗りのお雛(ひな)様が登場です。
山中温泉(石川県)は「山中塗り」(漆塗)の産地でお馴染みの多田桂寛さんの作品です。
受付の上村さんのカウンターにはミニお雛さんが飾っています。
有職雛(ゆうそくひな)人形の衣裳飾り
毎年、飾るときに「お殿さんが左か右か?」の定番の論争になります。
・東京の方は、男雛が向かって左と主張
・京都人は、男雛は右が常識と言います。
互いの言い分は・・・
東京の人は、「天皇陛下は左ですから・・・」
京都は、「昔から天皇さんもお雛さんも男さんは右です」
事実は大正天皇のときに両陛下の立ち位置を西洋式に左右を逆にして改めました。
だからどちらの言い分も正しいのです。
弊社は京風の古式にならい男雛は右です。
衣冠束帯
十二単
有職の平安衣裳の詳しい解説は、弊社の玄関ロビーに掲示しています。
三輪良平(1929-2011)の舞妓さん
吊るし雛。ウサギさんがメリーゴーランドのようにクルクル回ります。
染付・寿桃小型水差。三浦竹泉(五代目、清水焼)作
犬筥
柘植(つげ)の木の香りがいいですね。
ルネ・ラリック(1860-1945。フランス人)のオパルセントの「インコ」(1920)
藤田潤先生(1951―)のガラス工芸
玄関ロビーのアンティックの展示の中で、若々しい前衛的な光彩を放っています。
立ち雛。中国工芸大師(日本でいう人間国宝、中国刺繍の名手)の将雪英さんの作品
お雛さんには温かい早春を感じます。
京都の御所東にうなぎ料理店が3月1日に開業します。
場所は、御所(天皇の宮殿)東側の寺町通りの1本東の新烏丸通りの新烏丸頭町180。
京都御所の寺町御門のあたりのマンション「グラスド御所」(昨年購入し今週に改修が竣工)の1階に誕生しました。
「うなしげ」(電話075-741-8435)です。
江戸前の絶品のうなぎを食べさせてくれます。
隠れ家のようなお店です。
酢の物と一緒に
うなぎを塩とスダチで、生姜と醤油で・・・
これが絶品のうな重です!(^^)!
シェフの森さんで、五個荘石塚町の出身で奈良の名門・菊水のうな菊で修業されました。
今までに食べたことのない領域の旨さです。
是非、お試しあれ(^_-)-☆