2022年4月22日 (金)
春の休日・・・京都迎賓館から花の「嵐山・高尾パークウエィ」へ
先週の休日に、遠来のお客様に花の京都をご案内しました。
お客様は関西の実業家で茶道の重鎮ですので、まずは国立京都迎賓館をご案内
京都御所の東側にあり、国賓などを遇するために東京の赤坂迎賓館(洋風)と京都迎賓館(和風)があります。(2005年開館、内閣府の所管)
ガイド付きツアーを申し込み拝観です。
夕映の間「比叡月映(ひえいげつえい)」(龍村美術織物製作)
インドのモディ首相と門川京都市長、安倍首相(当時)
桐の間(政府の紋章の「桐」56畳の日本間で12メーターの漆(うるし)塗のテーブル)
和舟はブータン国王夫妻
先日、安藤昌弘さん(京都迎賓館の初代館長)が、弊社の「西陣織あさぎ美術館」に来られ、開館の苦労話をお聞きしました。
安藤さんは外交官で各国の大使を歴任され、赤坂迎賓館の次長を経験され、満を持して京都迎賓館を立ち上げられたそうです。
国賓のお気持・本音、随行する外交官の苦労話、赤坂迎賓館の次長の折は海外の迎賓館施設をアチコチ見学されたそうです。
安藤さんは外国の外交官の知人が沢山おり、国賓接遇施設の情報交換、使い勝手、保存修理の苦労など、多くの情報を得られて京都迎賓館建設の知恵に生かしたそうです。
ブータン国王ご夫妻が乗られた和舟も、舟の予算がないので、池の掃除用に急遽、和舟が必要ということで追加予算を獲得されたそうです。
舟大工が途絶えかけていたのも継承させたそうです。
春の京都をご案内しました。
広沢の池
小倉山の展望台から京都市内を眺める
4月初旬の遅咲きのボタンサクラが見事
サツキが満開でした。
藤の棚がゴージャス!(^^)!
モミジの青葉が目に沁みました。
心洗われるひとときでした・・・