2022年8月24日 (水)
西陣織あさぎ美術館の「仏教美術と西陣織」の開幕
8月から新企画が開幕しました。
美術館が大きく模様替えしました。
◆「西陣織とは?」のスタディルームです。
「西陣織の年表」が見やすくなりました(@_@)
丸帯1本分の絹糸は、繭が3000個、3キロ分が必要です。(円筒の1本分)
繭から生糸できるサイクル
経糸(たていと)、緯糸(よこいと)から西陣織ができあがるまで・・・・
西陣織あさぎのテーマ(コンテンツ)は、日本の古典(源氏物語、百人一首、琳派、浮世絵)、仏教、フランスの印象派・・・の6つの柱があり、QRコードから自分のスマホで学べます。
◆作品の展示ホール
仏教美術についての解説
阿修羅像(興福寺)。西陣織製。金糸を下地に使っているので立体的に見えます。
●動画(3分間)でご説明
https://www.tsukaki.com/kizaemon/2022/16873/
涅槃図・・・今回の西陣織の新作で大人気です。
弥勒菩薩像(広隆寺、仏像は国宝)西陣織で表現。
吉祥天立像(浄瑠璃寺、重文)
雪舟の「天橋立図」(国宝)を西陣織で制作しました。
●動画(3分間)でご説明
http://www.tsukaki.com/kizaemon/2022/16422/
「日月山水図」(本歌は金剛寺、国宝)
●動画(4分間)でご説明
https://www.tsukaki.com/kizaemon/2021/13322/
俵屋宗達の「風神雷神図」(国宝)
丸帯の洛中洛外図(南蛮船と祇園祭)を、七丈袈裟の迫力にびっくり!
狩野探幽の「雲龍」
十二天像(原画は国宝)の小生の屏風
◆モネの睡蓮(朝、昼、夕)の時間のうつろいともに色調が変わっていく
蓄光糸のかがやきが魅了します。
◆丸帯のできるまでを視聴覚ルームが体感させてくれます。
新兵器・・オーディオハート(写真)の音響効果は独特で素晴らしい臨場感です。
京都府北部の丹後地方の織物産地
・日本海のカモメの鳴き声、波の音・・・
・経糸、緯糸の絹の音・・・
・ジャガード織機の大音量・・・
西陣織ができあがるまでも体感でます。
◆新コーナー・・・・毎年、必ず西陣織大会に出品し様々なアワード(賞)を頂いています。
「祈り」をテーマに・・・
◆新コーナー・・・アートとのコラボ
京都芸術大学(旧・京都造形芸術大学)の学生さんと㈱京朋とのコラボ・・・私の着たい振袖デザイン
川上憲一画伯の舞妓さんと西陣織のコラボ(背景画が西陣織あさぎです。)
◆新装なったインスタルーム
どうぞ、お楽しみください。
ご案内
開館は午前10時―午後5時、定休日は月曜日です。大人500円)
動画ガイド(イヤホンガイドのモバイル版)を無料でお貸しします。好評です(^o^)丿