2022年10月17日 (月)
加藤重さんの百周年パーティ
紳士服の仕立て屋さん「加藤重」の創業百周年パーティが、京都リーガロイヤルホテルで開催されました。
ますは加藤陽一社長のご挨拶
大正11年(1922)に加藤重太郎さん(陽一さんの祖父)が、「加藤重」を創業されました。
2代目(父)が早逝された時、加藤陽一さんは大学生。
大学を中退して3代目社長となり若くして加藤重を継がれました。
加藤陽一さんは苦労人で実に商売熱心ですが、お掃除の会のリーダーで京都の街や川の清掃、小学校のトイレ掃除を児童と共に実践し社会教育活動をしておられます。
「便きょう会」や「新洗組」を結成され多くの仲間と頑張っておられます。
一方、ロータリークラブの会長をされ、幅広く色々な方の面倒をみておられます。
門川大作京都市長のご挨拶
実は門川さんは昔からのお掃除の会のメンバーで加藤陽一さんとは旧知の仲です。
小生は門川さんのご挨拶を何十回も聞きましたが、この日の門川さんの笑顔は、心を許した仲間のスピーチでした!(^^)!
次のスピーチは小生の出番で、加藤さんへの感謝を述べました。
「大正11年、羅紗(紳士の高級毛織物)の仕立て屋は、当時のダンディズムの極みでした。お祖父さんの加藤重太郎さんは意気軒高と起業されましたが、翌年に関東大震災、その数年後に昭和の金融恐慌となり、大変なご苦労されたことでしょう。
加藤陽一さんは先祖のご苦労を背景に20歳からこの道一筋で頑張ってこられました。
小生は十数年前に知り合い、加藤陽一さんの大ファンとなりました。
ここ10年は息子3人と共に、毎年スーツを仕立てに参り、価格は団体交渉で加藤さんに負けてもらうのが“親父の道楽=至福の時”となっております。
我が家の親子関係が良いのは、ひたすら加藤重さんの腕前と人柄のおかげであります!(^^)!
ロータリーの金澤さんの乾杯で一挙に座が盛り上がりました。
左は小生の同窓で仲良しの田中けんじさん(府会議員)と3人で・・・
門川市長と小生の席はお隣り合わせで、1時間あまり門川さんと色々な話をしました。
門川さんは市長4期目ですが、16年前の教育長時代からのお付き合いで永年の同志です。
加藤さんと門川市長を中心にして・・・
ロータリーの会員、掃除の会のメンバー、スーツの永年の客、京都の著名人などが入り乱れ賑やかでした。
加藤さんの奥さん、跡取り息子さんの成一さん、皆、和気あいあいで百周年をお祝いしました。
ここで藤田めぐみさんのライブコンサート
実は・・・小生は藤田めぐみさんとは仲良しです。
彼女は京都市立芸術大学でソプラノを学んだ才媛ですが、本業は明覚寺(西本願寺派)のご住職(本名:柱本めぐみさん)で、子供食堂など色々な社会活動をされています。
ご実家が藤田家住宅(登録文化財)です。(明覚寺さんも今年から登録文化財指定)
当然ながら藤田めぐみさんは京都登文会の熱心な仲間なのです。
さて加藤重さんのパーティはますます盛り上がりました。
姪の辰馬雅子と加藤さんと一緒に・・
雅子は小生の次姉(白鷹)の長女ですが、ロータリークラブで加藤さんの後輩で、彼女はロータリーの会長を仰せつかりました。
ウチの息子も姪も、みんな加藤さんに面倒をみてもらっているのです<(_ _)>
お開きが近くなってきました。
加藤さんの人柄で集まった人たちのパーティは、とてもとても気持ちのいいひと時でした。
3代目の加藤陽一さん、4代目の成一さん、元気で頑張ってください。
加藤重さんのますますの繁盛をお祈りして・・・・(^^)/