2022年10月21日 (金)
アンディ・ウォーホルの展覧会があり、すごい人気でした!(^^)!
京セラ美術館(京都市美術館)の新館 東山キューブで「アンディ・ウォーホル・キョウト」の展覧会がありました。
モダンアートの元祖であるアンディ・ウォーホルは、若い人から幅広い年代の人が列を作っていました。
美術館は小生の早朝の散歩コースです(^^♪
アンディ・ウォーホル(1928-1987、58歳没)は意外に“古い人”なんだ(^_-)-☆
彼はアメリカの東部のペンシルバニア州の製鉄の街(当時)ピッツバーグで3男として生まれました。
父が14歳の時に亡くなり、母のジュリアと一緒に暮らしました。
大学卒後、すぐにニューヨークに移り商業デザインの道を歩みました。
30代からイラストの道からファインアートへ転身し、ポップアートの草分けとして大成功します。
彼の次の世代は・・・・・・・・
ビートルズのジョンレノン(1940-1980、40歳で暗殺)より12歳年上、
クィーンのフレディ・マーキュリー(1946-1991、45歳没)は18歳違い。
ついでに、喜左衛門(1948―)なんぞアンディより20歳も若いのです。
アンディ・ウォーホルは1956年(26歳)に日本を初訪問しました。
生け花や浮世絵(葛飾北斎)に興味を持ちました。(アンディの習作)
・・・以下、写真は美術館で撮影(写真はすべてフリーでした)・・・
京セラ美術館の動く企画展示室
今回のキョ―ト展は、アンディ・ウォーホルを京都の視点で迫ろうという試みです。
彼は幼い時から性的少数者を自覚し、やがてゲイの作品も大々的に制作しました。
これは彼の作品に大きな影響を与えました。
出ました!キャンベルのスープ缶詰
彼は有名人が大好きでポラロイドカメラで撮影し、それを独特のシルク・スクリーンで作品化しました。
毛沢東の絵
「ジャッキー」(JFケネディ大統領の夫人)
岸田今日子も登場(真ん中)
アンディの思想を聞くと、「それは空っぽ、表面だけを見てくれ、私の絵の中身は何もない」・・と語ったという。
代表作、マリリンモンロー
シルク・スクリーンの捺染の工程でできるカスレ技法が、彼の多くの作品が“唯一無二”(すべてが異なる)となり、ポップアートとして、異常な価値を生む原因になりました。
1968年(40歳の時)、ウォーホルのアートの仲間のソラチスに彼女のピストルで3発打たれ瀕死の重傷を負いますが、一命をとりとめました。
自画像(髪が逆立ってかつら)
死が近づいた・・・
最後の晩餐
彼は幼い時から敬虔なカトリックの信者だったのです。
十字架
58歳で体調が急変して胆のう手術を受け、翌日、心臓発作で急逝しました。
生涯、独身でした。
「アンディ・ウォーホル・キョウト」来年2月12日まで開催しています。
彼のアーティストとしての才覚、商業主義、人生観など、色々な角度で興味深く迫ります。
是非、ご覧になってください(^^)/