喜左衛門ブログ:President Blog

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2023年2月27日 (月)

群馬県の大間々のやっちゃんに会ってきました(^^)/

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やっちゃんこと松崎靖さんがいる大間々(おおまま)へ行ってきました。
東京の北千住駅から東武鉄道「特急りょうもう」に乗って2時間、群馬県みどり市大間々に着きます。
2016年、NPO三方よし研究所の仲間と一緒に貸切りバスで12時間もかかって大間々を訪問しました。
大間々は足尾銅山のふもとにあり、昔は大いに栄えた町で、近江商人(特に日野商人)が住み着き、「三方よしの町」として知られています。
やっちゃんは地元で洋品店を経営しながら、大間々の地域のリーダーで、我々が2016年に大間々へ訪問の折は大変にお世話になり、2018年に貸切バスで大間々から近江の日野町・五個荘へ来訪され、両グループは大いに交流を深め、やっちゃんと仲良くなりました。
やっちゃん(松崎靖さん)です。

まずは大間々の「ながめ余興場」を案内して頂きました。(みどり市指定重要文化財)

みどり市が管理する芝居小屋で、やっちゃんらが運営企画をしています。

昭和12年(88年前)に建築され堂々たる建築です。

舞台を見学しました。


回り舞台の装置・・・昔は人間の力で回していましたが、今は電気動力です。

楽屋がいくつもあります。

戦前から昭和30年代まで、梅澤富美男さんの両親が梅澤清一座として大間々で活躍していました。

中村勘九郎と中村七之助

ながめ余興場からわたらせ渓谷をながめる・・・

やっちゃんは仲間とともにトイレや駅のお掃除を励行され、大間々の地元のコミュニティ紙「虹の架橋」を毎月発行して、大間々でやっちゃんと共に歩いているとどこに行っても地元の皆さんからお声が掛かりやっちゃんは地元の超有名人なのです。
蔵八のカフェで話し込みました。

群馬県立大間々高校が「高校生まちづくりコンテスト」で全国優勝をしました。

「わてツーリズム」(地鉄のわたらせ渓谷鉄道、わてつ)・・・「三方よし」のプレゼンテーションでした。
素晴らしい快挙です!(^^)!

ビーフシチューを頂戴し世の更けるまで話し込み、再会を約束して別れました。

元気でねぇ(^o^)丿

帰りは桐生から小山までJR両毛線でいきました。

ポスターに「西の西陣、東の桐生」のキャッチフレーズがありました。

桐生は昔から絹の産地であり、織物の機場(はたば)なのです。
日本から海外への輸出産品のナンバーワンの品目は、明治42年から昭和16年までの32年間、生糸がダントツ1位でした。
群馬県は桑の木を育て、蚕を買い、生糸を作りました。 富岡製糸場は繭を生糸に製糸し、前橋では蚕(かいこ)の繭(まゆ)の世界相場がたち、神戸・横浜の生糸相場が世界の絹相場を作っていました。
戦後、アメリカでナイロン糸やポリエステル糸が発明され、生糸の輸出は激減しました。
やがて中国生糸が幅を利かせ、ブラジルのブラタク糸(日系人のブラジル拓殖社)が最高品質の生糸を作るようになりました。
丹後地方は世界の生糸を材料にして絹のきもの生地(丹後ちりめん)や西陣織の大産地へ発展してきました。
大間々への旅はそのまま「近江商人の旅」であり、「シルクロードの旅」でありました。