2023年4月26日 (水)
すっぽん料理と東本願寺
先日の日曜日、三男夫婦が家内の古稀を祝ってすっぽん料理に招待してくれました。
あこがれの“すっぽん料理の大市”です
江戸時代の中期・元禄年間に、近江屋定七が創業して以来、340年間、すっぽん一筋に18代続いた老舗です。
玄関の入口の柱に刀キズがあります。
「新選組ですか!?」と尋ねたら、「よう判りまへ~ん」
時代物のすっぽんを獲る竹籠が吊っています。
すっぽんの甲羅が飾っています。亀の甲羅とはいささか形が異なります。
「すっぽんに指を嚙まれると食いちぎられる」という怖い執念深いイメージがあります。
すっぽんを炊く鍋が沢山置いています。
火力は1600度だそうで大概の土鍋は壊れてしまい、鍛わった鍋しかお客様には出せないのでそうです。
「扁額は亀、床の間は日乃出の掛け軸」、これは大市の流儀だそうです。
いよいよ、すっぽんの丸鍋が煮えたぎって登場です。。
グツグツと・・・
これが実に旨かった・・・旨すぎて撮影を忘れました・・・”(-“”-)”
いよいよおじや(雑炊)です。
この世のものとは思えぬ美味でござった・・・
甘いイチゴがデザート
とても風情のあるお店で古式豊かなすっぽんのコースでした。
興味ある方は、是非、お尋ねください。
出水通りを通って・・・
この辺りは昔の大極殿があった場所なそうな・・・
平安宮、朝堂跡の石碑
京都は、至る所に歴史・文化遺跡がありますねぇ・・
東本願寺にきました。(拙宅は、浄土真宗大谷派なのです。)
浄土真宗の教祖である親鸞聖人(1173-1263)の「生誕850周年、開宗800年の記念式典」が行われています。
教本である「教行信証」(親鸞聖人の教え)は国宝に指定されています。
御影堂(重文)は、親鸞聖人(見真大師)の御真影を安置するお御堂です。
正面76メーター。側面58メーター、高さ38メーターの建物で世界最大級の木造建築。
阿弥陀堂(重文)。御本尊の阿弥陀如来の左右には法然上人はじめ、七高僧・・・インド2菩薩、中国3大師、日本2上人(源信僧都、法然上人)が祀られています。
阿弥陀堂門(重文)
親鸞聖人生誕800年祭が賑やかに行われています。
御影堂門(重文)
親鸞聖人は鎌倉時代に法然上人を師として修業を積み、他力本願を説き、浄土真宗の祖として90歳の生涯を仏教にささげられました。