喜左衛門ブログ:President Blog

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2023年6月12日 (月)

大阪の石切さんで登録文化財所有者の会(登文会)がありました!(^^)!

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先週の日曜日、快晴の東大阪市の石切(いしきり)で大阪登文会の集いがありました。
近鉄・石切駅に午後1時に50名の会員が集合です。

石切は大阪にすぐ近いベッドタウンです。
大阪では「石切さん」と呼ばれ、石切神社のことです。
昔は石切場として栄え腫物を治すご利益があり、お百度さんで有名です。
急坂が多く会員は汗をかきながら歩きました。

ここは旧生駒トンネル(近鉄)で、昭和62年にトンネル内で列車火災が起こり大勢の死傷者がでました。
今は廃線となり、昔のプラットホームです。

石切は名前の通り、昔から良質の石材の産地で石切塲でもあり、造園・石材屋さんが沢山あります。

黄檗宗(江戸時代に隠元が中国より伝えた)の大龍寺の山門と本堂(文化財)


大正2年に起こった旧生駒トンネル工事の落盤事故の慰霊碑

旧河澄家住宅の見学;江戸時代の大庄屋の屋敷(登録文化財)

栢(かや)の巨木、樹齢500年、市の指定

書院と庭

河澄家住宅の台所

井上家住宅(登録文化財の申請中)

当主の井上さん(85歳)

この辺りから貝塚が発見され人骨や土器が発見されました。

この辺りまで大阪湾の海岸だったということです。
ここは大阪湾から大阪市を東へ通り越して生駒の山脈の山麓にあたります。
南海トラフで洪水があれば、この辺りまで大阪湾になるかも・・・・”(-“”-)”
不思議な秋楡(にれ)の木が井上家住宅にありました。

自然にまんまるの樹木になるのです・・・
井上家住宅で記念撮影

次は藤井家住宅を訪問です。(登録文化財)

家の中がリモデルされ昔の原型をとどめる形で、工務店のオフィスに賃貸されたり、カフェになったり有効活用をされています。

ここで大阪登文会の総会が開催されました。
大阪府や東大阪市の文化財保護課の方が来賓挨拶されました。
愛知、京都、三重などの各地の登文会からの挨拶
事業報告、決算、予算などが審議されました。
裏庭のプレハブハウス第1号がありました。

パナホームの方が検分にこられたそうです。
井上家住宅の前で記念撮影

石切さんへお参り
長い参道を下っていきます。

立派な山門です。

ホテルセイリュウで懇親会が開催されました。
愛知の小栗会長(全国登文会の副理事長)の乾杯

中央が寺西会長(全国登文会理事長)

左から愛知の小栗真也さん(全国の事務局)と小栗さん(愛知の会長)
大阪の会員さんの自己紹介

ここで井上さんから原始ハスのタネがプレゼントされました。

2千年目の発芽をさすやり方、知恵が互いに教え合いました。

最後は通天閣の社長さん

通天閣のチケットのプレゼントです

互いの情報交換、率直な大阪の登文会の懇親会です。

大阪の飛田新地(昔の遊郭)の登録文化財(百番)のパンフレットを頂きました。

さすがに大阪、ド迫力です(@_@)
最後まで盛り上がった大阪登文会でした!(^^)!