2023年7月3日 (月)
全国・登文会フェスタが大阪で開催されました!(^^)!
6月下旬に大阪で、「国登録文化財全国所有者の会」(通称:全国登文会)のフェスタが2日間にわたり開催され全国の仲間が参加しました。
- 初日は、大阪市のど真ん中、中ノ島にある大阪中央公会堂(建築は1818、重文)です。
3階の集会所で全国・登文会フェスタが始まりました。
講師は松本先生です。
パネルデシカッションがあり、各地の登文会の会長が出演です。
北から、秋田、群馬、東京、神奈川、愛知、三重、京都、大阪、和歌山、そして滋賀です。
小生は全国登文会の副理事長と京都登文会の会長を仰せつかっています。
松本先生の司会で発言者が多くて大いに盛り上がりました。
重文の館内の見学です。
大阪中央公会堂の建設を推進し寄付をした岩本栄之助氏の銅像
彼は1877年に両替商の息子に生まれ、学卒後、日露戦争で武勲をたて、証券業界で身を投じて大成功し「北浜の風雲児」と称せられました。当時の大金100万円を大阪市に寄付し、大阪公会堂が建設されました。しかし、1916年株式で大損をして破綻をして自決し波乱の人生を終えました。(没39歳)。
彼はのちの大阪市立大学の卒業生であり、小生の先輩でもあります。合掌・・・
大阪中央公会堂の大ホール
創建当時の基礎下に打ち込まれた松の杭(昔の杭打ち)
お隣の大阪府立図書館(築1904,重文)
北浜の証券取引所に五代友厚公の銅像があり少し歩くと光世証券があり五代像があります。
ここの五代友厚公は椅子に座っています。
北浜の土佐堀川沿いのレストランのテラスにて懇親会です。
寺西興一理事長(全国登文会)の乾杯です。
夜は更けていきます・・・
小栗・愛知登文会会長の挨拶
中野・和歌山登文会会長
すっかり暗くなり記念撮影
◆翌日は、大阪の本町にある大阪綿業会館(築1931、重文)で全国登文会フェスタの2日目が開催されました。
綿業の功労者の岡恒夫(東洋紡の専務)が、大金を寄付をして大阪綿業会館が建設されました。
いよいよ「全国登文会の理事会」が開かれました。
つぎに、「全国登文会の総会」が始まります。
寺西理事長の挨拶
文化庁の登録部門の清永さんのご挨拶
議事が進みます。
佐滝先生の発言
小栗真也さん(全国登文会の事務局、愛知登文会)
滋賀の登文会が7月1日に設立総会をされます。
若林三都子副会長(予定)から報告
会場の「大阪綿業会館」の見学会
玄関ホールとロビー
歴代の理事長の写真・・・歴史上有名な大阪の財界人です。
近江商人の合本の経営者が沢山おられます。
案内をして頂きます。
床の大理石にアンモナイトの化石があります。
非常に有意義な見学会でした。
楽しく役に立つ全国登文会で、全国の仲間が集まり結束が強くなりました。
開催地の大阪の皆様、お世話になり有難うございます。
遠方からお越しの各地の登文会の皆様、ご苦労様でございました。