2023年8月30日 (水)
灼熱の丹後の地鎮祭
京都府の北部、日本海に面した京丹後市(旧・網野町)にて、丹後クリエーティブセンターの地鎮祭が挙行されました。
別名「西陣織技術伝承 あさぎ殿堂」です。
「殿堂入り」をするのは、澤 健一さんと松嶋 慎也さん(共に故人)、そして現役の機屋さん夫婦です。
敷地300坪、2階建ての小さな西陣織の工房で、これがその模型です。
網野町での地鎮祭、網野神社の神主さんが祝詞を奏上されます。
冒頭の降神の儀のおり、神主さんが大声で「おーーー」と神さんにお願いをしてこの地で来て頂く、その迫力に出席者へ緊張が走りました。
四方祓い…土地の東西南北のお清めです。
鍬入れ式
建築施工の桐丸工務店の片桐社長の玉串奉奠
神主さんの祝いのお言葉
施主の挨拶「無事故の工事、関係者の安全、これからの発展をお祈りします」
出席者で記念撮影
地元の若い神主さんが、神様へ精一杯のご奉仕をされるお姿に感動しました。
アミティ(網野町の地場産業振興センター)にて、工事業者説明会での、私から全体構想をお話して、工務店、鉄工所、織機屋さん、色々な関係業者とが打ち合わせをしました。
夜、直会(なおらい)は、機屋さん18名とあさぎ事業部の8名の24名で行いました。
施主である小生の御礼と今後のビジョンを述べ、地元代表の木本さんが挨拶されました。
乾杯は機屋代表の田中さん
木本正久さん
浜岡さん夫妻と名越君
田中さん夫妻
大江さん夫妻
沢さん夫妻
小森さん
藤田さん夫妻
能勢さん夫妻
井阪参事と松見さん
鍋島さんと木本正樹さん
ここで浜岡さんが修業中の手崎さん(右)を紹介されました。
ここから、福引大会で空くじなしの豪華景品・・・会場が盛り上がります!(^^)!
大江さん
藤田さん
浜岡さん
楽しい宴会はいよいよお開きで副社長の一本締め
翌日、朝6時に旅館を出発して京都の本社へ戻りました。日本海側の絶景です。
これから10年、この地でしっかり根を張り、成果を出したいと決意しました。
後記
あさぎ事業部のこれからの数年を考えるとこの工房は絶対に必要な最後の砦です。
西陣織の伝統工法を残すためには人材育成の拠点として大事な場であります。
この地は日本海の海産物、タグ付きのカニなど、風光明媚で美味しく2千年の歴史がある日本の原風景です。
是非、お越しください。