2023年12月25日 (月)
源氏物語とツカキグループ役員会
師走のツカキ・グループの役員会です。
冒頭は、いつものように情報交換会です。
約1時間、6社23名の役員が各社ごとに自由に意見交換をします。
情報はシャワーのように色々な分野の新鮮な出来事が共有されます。
さて、飛び入りのゲストです。
3日前に登録文化財の会でご一緒した瀧社長と英国人スタッフです。
瀧社長はIT企業ですが、清水焼の組合のマーケティングを請け負っており、同じく伝統産業である西陣織について興味を持って頂き、西陣織あさぎ美術館にお越しを頂きました。
英国人のシーバー・ローレンさんは、平安時代に興味を持ち、源氏物語に造詣が深いのです。
英国人からみた「源氏物語観」です・・・シーバーさんの意見は・・・
・西暦1008年、女性が貴族社会の人間模様をイケメン(光源氏)の生きざまを通して描いたことは世界で比類のない出来事です。
・主人公は強く正しいヒーローではなく、ドンファンで権力闘争があり、不倫(?)で悩み苦しむ複雑なヒーロー(光源氏)なのです。
・筆者(紫式部970?―1020?)は貴族社会のトップ層の側近として、権力抗争と男女の愛憎、肉親の情愛を54帖の長編小説として記述し、千年前のベストセラーになったことは稀有なことです。
美術館の澤田学芸員からの質問です。
「源氏物語は欧州ではどんな作品と比較されますか?」
シーバーさんは・・・
「やはり、シェークスピア(1564-1616)の作品でしょうね」
小生からの質問
「百人一首の和歌は英国では理解されますか?」
シーバーさんは・・・
「俳句はイギリスでも英語で作ります。短歌は難しいですね。」
非常に盛り上がったひとときでした。
シーバーさんとツーショットで記念撮影しました。
館長の役得と言われそうです”(-“”-)”
サロン・ド・ツカキの文化サロンで「京都きものレッスン」のプログラムが企画され初公開されました。(約30分の体験型レッスンです)
発表する松井貴子マネージャーです。(西陣織あさぎ美術館)
振袖の着付け動画を作りました。(着付けの半時間を30秒で見せます。)
西域からシルクロードによって絹とデザインが流入しました。
あさぎのPRです。
西陣織あさぎの新工房が来年5月に竣工します。
塚喜商事㈱京都事業部のケーススタディ・・・現状の問題点を分析し分科会で議論しました。
課題点と改善策をプレゼンテーションする今村常務です。
あと、4つの分科会に分かれて討議されました。
役員会が終了し、夜は役員忘年会です。
石田次長(塚喜商事㈱東京事業部の販売部統括)による乾杯!!
乾杯、左から石田次長、副社長、大辻部長(タムラ)
村川部長(人事総務)、村上専務、安場次長(不動産リーシング)
矢野部長(マリエクラッセ)、山口次長(タムラ、生産)、今村常務(塚喜商事㈱京都事業部)、大嶋部長(同・経理)、宮島次長(京朋)
望月次長(塚喜商事、商品)、宮川部長(ツカキ)、井本次長(タムラ、管理)
長島次長(塚喜商事・東京事業部)、門井部長(ツカキ・経理)、白井常務(京都和装)
東京勢の帰りの時間となりました。
大辻部長の締めの挨拶です。
めでたく一本締めでお開きとなりました。
ご苦労様でした。