2024年2月9日 (金)
「紫式部」(西陣織)の知っておいてゼッタイ得する動画!(^^)!(3分間)
土佐派の絵師、土佐光則(1583-1638)が描いた超精密な源氏物語画帖(徳川美術館所蔵)。
南蛮からきた天眼鏡(虫めがね)を使い、超繊細な筆遣い、鮮やかな絵の具で描かれました。
この絵巻物の写しは江戸時代の上流公家や、大名の婚礼支度のお宝に重宝した逸品です。
紫式部が10年の歳月をかけて描写した「光源氏の人生、天皇家や貴族の実生活、娯楽、教養など」が源氏物語に書かれ、土佐光則はそれを画集としてビジュアルに描きました。
小説としての源氏物語、映画のようにリアルに伝える画集・・・ともに素晴らしく貴重な芸術品であります。
西陣織あさぎは1800口織ジャガードで、この「源氏物語画帖」を丸帯として織り上げました。(動画3分間)