2024年3月6日 (水)
ハワイの宝庫「ビショップミュージアム」・・・その2
ハワイの旅の2日目の夕方、ハワイの歴史と文化を勉強しました。
ハワイ王国の創始者・・・カメハメハ大王(1758-1819)です。
齊藤さんと安場次長とカメハメハ大王の前で記念撮影です。
イオラニ宮殿です。「陽気な王様」の愛称で知られるハワイ王国、第7代目のカラカウア王が1882年建設しました。
いよいよ「ビショップミュージアム」にきました。
カメハメハ王家の最後の直系子孫であるバニーズ・バイアヒ・ビショップ王女が相続した王家伝来の美術工芸品を展示しています。
太平洋の海洋民族の文化
大王の象徴の「鳥の羽」でできた王の兜とマント
鳥はもっとも神に近い天空の生き物でその羽は王が身に着けるものなのです。
ハワイ王国の戦いの絵画
ハワイ王国の歴代の王と王室について
海洋民族・・・南太平洋に広がるポリネシアの諸島の文化
ハワイでは虹がことのほかきれいに見えます。
ハワイの文化センターで学びました。
実に楽しいひとときでした。
ハワイの最後の夜です。
人気のレストラン、「モンキーポッド」
ハワイアンの歌にのって・・・
サンセット(日没)のミラクルな輝き(^^)/
翌日、地元の銀行、セントラル・パシフィック・バンクを訪ねました。
銀行には、小錦関(ハワイ出身の力士)の銅像が飾っていました。
D・イノウエ・ホノルル空港に掲げられているダニエル・イノウエ氏(1924-2012)の肖像です。
ダニエル・イノウエさんは日系2世で、若い頃、真珠湾攻撃によって日系人は収容所に送られました。
彼は欧州の最前線でアメリカのために戦いイノウエ氏は右腕をなくす負傷をしました。
その後、政界に打って出て上院議員として大活躍し大統領から3番目の地位にまで上り詰めました。
地元ハワイのために大貢献し、ホノルル空港に「D・イノウエ」の名前が冠せられました。
後記
「移民」って言葉は、今の時代は新興国から日本へ外国人が稼ぎに来るイメージですね。
明治以降、日本は農耕地が少なく人口が急増し、日本の若い人はアメリカやブラジルなどに移民をしました。
今も日系人は世界で400万人が活躍しています。
とりわけブラジルはアントニオ猪木など移民の2,3世は多く、現在190万人がブラジルで活躍されています。 次はハワイ州の29万人です。
ハワイ州の人口180万人の人口構成は、白人24%、日系人17%、フィリピン14%、中国系・・・。ハワイ原住民は6%と今やアジア系に押されて少数民族となり政府からの保護があります。
人種のるつぼ、常夏の国ハワイは独特の文化ができました。