2024年5月15日 (水)
丹後クリエイティブセンターの建物が竣工しました!(^^)!
5月10日(金)、快晴、京都府北部の日本海側、京丹後市網野町に西陣織の「新人育成のための工房」がプレオープンしました。
敷地300坪に120坪の小さな西陣織あさぎの織物工房、「丹後クリエィティブセンター」(略称:丹後CC)の開業です。
竣工式の社長挨拶です。
地元のベテランのあさぎの専属機屋(はたや)さんのご支援で、「若い織り手職人育成のプロジェクト」が実ってきました。
桐丸工務店さん、地元の中江鉄工所さん、織機の機械調整の職人さんなど、多くの方のご尽力のおかげです。
工場建設の施工をして頂いた桐丸工務店の片桐社長のご挨拶
いよいよテープカットです。
左から丹後CCの責任者の木本マネージャー、建築設計の田窪先生、小生、片桐社長です。
木本マネージャーのご挨拶
ご協力頂いた地元・網野町の連合会長さん、住吉区長さんへの御礼、工事関係者や織機の搬入と調整をして頂いた機料品店の職人さんなどへ感謝です。
丹後の織物関係の方々の期待を背負っていよいよスタートです。
夫婦で記念撮影(家内は監査役)
やれやれですが、これからが現場の格闘の毎日です。
期待の若手職人の手崎さんと沖野君です。
工場の中です。
織機の下部のシャットル(杼、ひ)が飛び交う部分です。
織機の上部がジャガード部で経糸(たていと)の動きを操ります。
織機の上部(2階)のジャガードです。
これがダイレクトジャガードで1800口ジャガードの心臓部です。(2階部分)
階下の織機の製織の現場がみえます。
織機に不具合が生じて早速調整です。
順調に稼働するのに少々の時間がかかります。
西陣織あさぎの機屋(はたや)のベテランの職人さんの応援でうまく行きそうです
遠方から西陣織あさぎのファンのお客様がお越しです。
多くのお客様にお支え頂き、本日に至り大感謝です<(_ _)>
駆けつけて頂いた大功労者の木本正久さんと能勢さんです。
今のあさぎを背負う木本さん(左)と名越室長
未来のあさぎを背負って欲しい新人の矢野君(営業)と沖野君(製造)
丹後CCの玄関エントランスの横にあるスタディルームです。
プロジェクターで動画による勉強、工房の下部(製織)と上部(ジャガード、2階)を見て頂き体感して頂きます。
7月25日にグランドオープンに向けて、織機のあと2台の搬入と調整、2階の西陣織あさぎ美術館の設置の準備が進んでいます。
京丹後市に新名所、「若い職人を育成する丹後CC」のオープンファクトリー(見て、学んで、職人と触れあい現場を体感する)、そして2階の西陣織あさぎ美術館(7月25日から企画展「源氏物語と雅な歌人たち」)が開幕予定です。
ご期待ください!!
本当にありがとうございます<(_ _)>