喜左衛門ブログ:President Blog

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2024年5月24日 (金)

御礼、「西陣織あさぎ美術館」の来館者、4万人突破!(^^)!

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「西陣織あさぎ美術館」は、2019年8月に開館し人気を博しましたが、開館半年後にコロナ禍となりミュージアムは冬の時代になりました。この間、当館の学芸員らは西陣織の作品を研究して、手作りで3分間動画(作品紹介)を80本作り、YouTubeにアップしコロナ中は発信し続けました。
直近では、「西陣織丸帯 紫式部」が、空前のヒットし3万3千回視聴されました。
さて、コロナ禍もおさまり美術館の来館者は徐々に増えてきました。
只今、「源氏物語と雅な歌人たち」を開催中です。(~6月30日まで、入館料500円)

当館はご来館者に対してフレンドリーなマンツーマンの作品解説をモットーとしてきましたが、作品ごとに3分間動画ガイドのモバイル(iPadタイプ、日本語、英語)を無料で貸し出し好評を博しています。
これらをネットで見た方が美術館を沢山、訪問されるようになりました。

さて、今日はいよいよ入館4万人目の記念すべき日です。
どなたが4万人目かと思ったら訪日された中国企業家グループの方々でした。


蘇州と杭州(江蘇省)からの30名ほどの中国企業のCEOでした。
NPO三方よし研究所(理事長:小生)の近江商人の「三方よし講座」の受講の方々でした。


2時間程の話&ディスカッション(三方よし講座)のあと、西陣織あさぎ美術館を鑑賞して頂きました。

蚕(カイコ)と繭(マユ)から絹糸へのスタディルームから始まります。

百人一首の丸帯

尾形光琳の「燕子花図屏風」(かきつばたずびょうぶ、西陣織あさぎ製)

宮本武蔵の「枯木鳴鵙図」(西陣織あさぎ製)

「白衣観音」(西陣織あさぎ製)

不思議と中国の方は宮本武蔵と白衣観音に人気が集まるのです。

「日月山水図屏風」(蓄光糸を使った西陣織あさぎ製)

中国の方々は、日本の文化・美術を堪能され、西陣織の精緻な技術に驚嘆されます。
スマホの写真撮影は自由なので、お気に入り頂いた来館者はその感動を世界に発信して頂き、日本文化の優美さの反響が広がり大変うれしく思います。(^o^)丿

西陣織あさぎ美術館の多くのご支援頂いている皆様に大感謝です。
ありがとうございます<(_ _)>