2024年7月22日 (月)
金沢での恒例の「加賀友禅女流作家競技会」を開催しました!(^^)!
京都から金沢に行くのは、「サンダーバード号」で敦賀(終点)まで行きました。
次は、北陸新幹線の敦賀発―富山行き「つるぎ」へ乗り換えです。
ようやく金沢に到着です。
東京と金沢は直結しましたが、逆に大阪京都から金沢は遠くなりました”(-“”-)”
さて金沢城の大手門の前にあるKKRにて競技会が開かれます。
今年で42年目、半世紀近くの続いている加賀友禅の工芸のデザインコンペです。
作家さんら30名が参加していよいよ開幕です。
審査が終わり、いよいよ表彰式が始まります。
主催者挨拶。(小生:京都和装㈱の社長)
主催、京都和装、後援はさが美様、加賀染振興協会様で、皆様の絶大なるご支援をもって伝統の本会が継続でき感謝の至りです。
今年の作品テーマは、「射石飲羽」(矢を石に射ったら矢羽根が深く貫いた・・・の意。コロナ禍、能登半島地震)
受賞者の表彰です。
来賓の形部社長様(さが美)のご挨拶と表彰
由水十久審査委員長の講評です。
中正先生の代表謝辞で終了となりました。
先生方は、いつも売れる商品(売れ筋)を作るのに一生懸命ですが、1年に一度の競技会は受賞狙いの作品つくり、つまり他の作家とは異なるきもの作り、自分が描きたい柄行、ご自身で着てみたい加賀友禅を制作され、競技会で傑作が生まれます。
最優秀賞は中正享子先生です。
優秀賞は一川忍先生です。
シンフォニー賞は矢花博呂美先生
このワイルドな猫は爪が立っている「やんちゃ猫」です!
矢花先生の腕は、にゃんこのひっかき傷だらけでした・・・(^_-)-☆
お客様投票で「私のすきなきもの賞」の内嶋さつき先生
力作ぞろいです。
由水十久審査委員長と白井常務(京都和装)
緊迫した審査会と表彰式がすみ安堵した様子です。
昼食懇親会
幹事の産元問屋のカネヒサの小坂社長の謝辞
受賞の先生方の作品の発表です。
中正享子先生の作品「海の詩」は非常に斬新で感動的です。
一川忍先生の作品「カメリア」は、白ベースのカクテルドレスのような前衛的な加賀友禅です。
戸田雪心先生の作品「暁」は大変な力作です。
松島由美先生の作品「超え」は優しい新境地です。
次回の幹事、小川㈱の小川社長の締めのご挨拶
作家の先生型の力作揃いには感謝感激です。
またご参画して頂いた関係各位に心より御礼申し上げます。