喜左衛門ブログ:President Blog

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2024年7月29日 (月)

丹後クリエイティブセンターが盛大に開業!!

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先週の木曜日(7月25日)、京都府の日本海に面した京丹後市にて「丹後クリエイティブセンター」(略称:丹後CC)がグランドオープンしました。

オープニングセレモニー、工場内で社長(小生)から御礼の挨拶

「丹後CCの目的は、産地を支えて頂いた熟練した職人さんが高齢化し、みなの協力で若い職人を育成するための施設です。日本一の絹織物の産地である京丹後市のオープンファクトリー構想に呼応して、丹後CCは、“学ぶ、体感する、アートを楽しむ”ための場として日曜日や祭日もオープンします。是非ともご支援、ご協力ください」とご挨拶

中山泰・京丹後市長から力強い激励のお言葉を頂戴しました。

田茂井勇人・丹後織物工業組合理事長からうれしい祝辞を頂きました。

いよいよテープカットです。


丹後CCの見学会です。
まずはスタディルームから・・・
あさぎの殿堂・・西陣織あさぎを支えたベテランの織り職人17名の肖像写真です。

西陣織の歴史・・・古墳時代に大陸から織技術やシルクが伝わる・・・

西陣織の織機について説明です。

7分間動画で織り工程の簡単な解説です。
絹糸、織機の道具などの展示です。

1800口織ジャガード織機が稼働しています・・・織り手は手崎さん
シャットル(杼・ひ、横糸が織機の轟音とともに左右に飛びます)

織機の調子を確かめる仲直商事の仲社長(糸商)

背の高い織機の2階部分のダイレクトジャガード(経糸を操る装置、紋織りの中枢)の見学です。このオープンファクトリーの工夫は、最初から見学コースをもとに設計されていますから、スタディルーム→織機見学→上部(2階)の見学と動画解説→アート(作品)の鑑賞が一体化されています。
右から中山市長、中央は白江所長(京都府織物金属機械振興センター)、小生


3分間動画で織機の動きを解説(織機の轟音で聞こえないのですべて説明はテロップです)

いよいよ「西陣織あさぎ美術館・丹後館」です。

展示企画テーマは「源氏物語と雅な歌人たち」(京都の本館から移動)
京都の本館は「シルクロードの煌めき」展が7月28日から開幕しました。

インスタ用のビュースポットがあったり、楽しい仕掛けが一杯のミュージアムです。

ブラックライトで輝く蓄光糸で織った「日月山水図屏風」(原画は室町時代、国宝)


ミュージアムショップです。

いよいよセレモニーとレセプションです。
感謝状と記念品の贈呈・・・田窪一級建築士さんへ「お世話になりました」

桐丸工務店の片桐祐一社長へ「最初から獅子奮迅の活躍、大感謝であります!!」

風神雷神の屏風(西陣織あさぎ製)の上にあるプロペラは、LEDで出来ており3Dホログラムで風神・雷神が3Dで立体的に登場します。
感謝状、縁Pleaseの東さん、有難うございました。

さて、乾杯の音頭は行待会長(京丹後市・商工会)です。

弊社の塚本副社長と行待会長さん

田茂井理事長と白江所長さん

織り手の田中さんご夫妻

孫の沖野君(24歳男性)が丹後CCの織り手のホープで頑張っています。
みなお祝いの席で関係者一同盛り上がっています。

大江さんご夫妻です。

西陣織あさぎの熟練の織り手が参集して盛り上げて頂きました。
まさに織り手の「あさぎ殿堂」であり、自分で織った「西陣織あさぎ美術館」ですから織り手にとっての究極の人生の丹後CCです。
NPO三方よし研究所の仲間、福井さんと田中えり子さんが京都と滋賀から駆けつけてくれました。ありがとう!!


本当に盛り上がった楽しいひとときでした。
わが人生の最良の日でありました。
お世話になった方々へ心より感謝をささげます。
ありがとうございました。