2024年8月23日 (金)
西陣織あさぎ美術館「シルクロードの煌めき」は好評開催中
西陣織あさぎ美術館の企画は、美術館スタッフ、つまり館長(小生)、松井マネージャー、澤田学芸員、吉川さん、菊池さんらの月例会議で決まります。
もちろん、あさぎ事業部の面々の支えがあってのことです。
7月25日から丹後分館(網野町)が発足しました。
2024年の前期(1~6月)は、「源氏物語と雅な歌人たち」はNHKの大河ドラマで大いに盛り上がりました。(この企画は丹後分館が継続して開催中)
下期は、訪日外国人観光客が急増する現状から、欧州~アジア~日本を結ぶ「シルクロード」の文化とデザインの交流をテーマにしようということになりました。
当館はまさに手作り運営で、展示品の西陣織は自社製の作品、ギャラリーのモバイルガイドの中身(動画)はすべて自社製、アイデアや企画はスタッフが決めていきます。
正倉院の御物の漆器の水差しです。(復元品)
制作は山中塗りの多田桂寛さんの遺作です。
これはドバイで購入したアラブの壺です。
弊社のドバイ店(2016年)の名残です・・・
いよいよ展示館へ
◆エジプト文明
西陣織の古代エジプトの文様
◆メソポタミア文明とイスラム
◆インド文明
◆中国文明
シルクロードの回廊
西陣織あさぎの丸帯の「正倉院の作品の解説」
今回のビュースポットは「イスタンブールの街角」
おかげでトルコ人のムスタファさんと仲良くなりました。
澤田学芸員
丸帯の正倉院柄の本歌(現物)と比べての展示
西陣織あさぎの作品
1880~1900年頃、欧州でジャポニズムが大流行しました。
エミリオ・ガレ(1846-1904)の若い頃の作品は、ジャポニズムの強い影響がみられますね。
総理大臣賞(2023年)を受賞した西陣織あさぎの作品
源氏物語絵巻(国宝)を西陣織あさぎの丸帯にしました。
クリムトの「接吻」です
伊藤若冲の作品(織額)と袋帯にデザインしました。
インスタルームです。
今年の7月25日に京都府下の日本海側の京丹後市(日本の絹織物の最大に産地)に丹後クリエイティブセンターが開業しました。
「若手の職人の育成」と「西陣織のオープンファクトリーと美術館・丹後館」をミッションとして開館しました。
まあ是非、お越しくださいませ(^^)/
ありがとうございます。