2024年11月11日 (月)
丹後(京都府北部)のオープンファクトリー・ウィークに参加しました。
京丹後市に丹後工業組合の広大な工場があります。
ここは大日本帝国の海軍の飛行場があったそうです。(1941年開港、45年に閉港)
今は丹後オープンセンターとして、絹の精錬・染色・検査をおこなう日本最大の工場で、オープンファクトリーの拠点として稼働しています。
ここで「第75回、丹後織物求評会」が開催されていました。
「塚喜商事㈱あさぎ事業部 丹後クリエィテイブセンター」が制作した丸帯「アールヌーボー」が、「日本絹人繊織物工業組合連合会・理事長賞」を受賞しました。
初出品で受賞は快挙であります。
近くのアミティ丹後の野村克也(1935-2020)の資料館です。
野村選手は京丹後市網野町で生まれ、京都府立峰山高校の野球部で育ちました。
南海ホークスの捕手、強打者として活躍しましたが、日本初の三冠王、年間52ホームランなど記録を打ち立てました。
選手、監督合わせて3000試合に出場の記録の持ち主です。
田勇機業を見学しました。
弊社の丹後クリエィティブ・センターに来ました。
若手職人の沖野君と超ベテランの木本正久さん
西陣織あさぎを支えるベテラン織り手「あさぎの殿堂」の肖像写真
丹後の地元の旅館へあいさつ回りに出かけました。
ここは伝統の名旅館、万助楼さんです。
ここは網野町浅茂川にあり、とれとれの新鮮なカニや魚、竜宮伝説があります。
北近畿タンゴ鉄道㈱の網野駅
のどかな京丹後市ですが。今、ちょっとした異変が起こっています。
京都市内がオーバーツーリズム(過剰な観光客であふれる)で、田舎の日本の原風景や伝統文化に触れようという外国人が増えてきました。
京都―京丹後行きのエキスプレスバスが外国人で超満員なのです。
また上記の特急「はしだて号」(久美浜(京丹後市)―網野―天橋立―宮津―福知山―京都)は全席指定席でこれも満席です。
間人や琴引浜などには外国人が格段に多くなってきました。
もともと京丹後市は京都市に次いで旅館ホテルの多い町でもあります!
特にカニシーズン(11~3月)と海水浴(7~8月)は混み合います。
丹後は地場産業(丹後織物、金属加工)と観光業と漁業が命なのです。
頑張りたいものです!!