2025年1月8日 (水)
丹後クリエーティブセンターの改装と丹後織物産地の挨拶廻り
昨年末に京都から車で丹後へ向かいました。
道中で「野立て看板」がやっと出来上がり、丹後クリエーティブセンター(通称:丹後CC)の道案内をしています。
丹後産地の守護神こと木本正久さんがお手間入りのハボタンの植栽を作って頂きました。
なんとも温かみのある施設になってきました(^^♪
木本正久さん、深い深い愛情をありがとうございます。
あさぎの殿堂「西陣織あさぎを支えるひとびと」
ここに掲げられている織りの職人さんの営々たる努力と研鑽で「西陣織あさぎ」の技術と工芸は守られてきました。
西陣織の歴史、1800口ジャガード織機の仕組みの勉強・・・
蚕・絹糸と織機の色々な道具を学ぶ・・・
若手職人プロジェクト1号の手崎さんが丹後織物工業組合のコンテストで、「日本絹人繊織物工業組合長理事長賞」を受賞しました。
作品の丸帯(アールヌーボ)とともに
オープンファクトリーが開館(昨年7月)し、さらに昨年11~12月に第2期工事(見学コースの設定、ミュージアムショップの新設、スタディルームの改造、リフトの新設)をしました。
身体障碍者用、高齢者用のスライド式リフトが設置されました。
試乗してみました。乗り心地は最高ですね(^^♪
2階は「西陣織あさぎ美術館・丹後館」です。
蓄光糸で織った「日月山水図」です。(大阪、金剛寺収蔵の国宝)
本年3月の蟹シーズンの終了時に、美術館の企画展の入れ替えです。(現状の「源氏物語展」から「シルクロード展」へ切り替え)
木本正樹マネージャー(左)と名越室長です。
工場の2階はジャガード織機の2階部分です。
ここが織物の柄を作るジャガード織機の心臓部です。
モニターでジャガード織機の講習が受けられます。
京丹後市は日本一の絹織物の産地です。(丹後ちりめん、西陣織、金襴やお守りなど)
昔から京丹後市に点在する「西陣織あさぎ」を織る職人さん(機屋)を訪問です。
◆浜岡ご夫妻です。ここで手崎さんと沖野君の育成をして頂きました。
◆総理大臣賞(2024)を受賞した能勢ご夫妻
◆「正倉院宝物集成」(近畿産業局長賞)の立役者の藤田ご夫妻を訪問しました。
◆1800口ジャガードを小幅で織る名人の鍋島さん、難しい掛け軸を織っています。
◆小森さんは先代からお世話になっています。
◆沢さんを訪問しました。
◆大江さんご夫妻です。
◆田中梅さんご夫妻には永年の功労に深く御礼しました。
◆松見さんはゴッホの織額などの名手です。
弊社が京都市内で企画・織物設計図を作り織物ソフト(紋紙)、そして絹糸・金糸・箔などの織材料を整えて、機屋さんへ届けて織物を織ってもらいます。
丹後で織物の苦闘は始まるのです。
小生も十年以上、丹後に通っています。
丹後CCにやっとヤマハの除雪機が納品されました。
耕運機のような仕組みですが運転方法を習いました。
丹後CCのメンバーです。
本年もよろしくお願い申し上げます。