2025年1月20日 (月)
加賀友禅女流作家さんの新年会
金沢の伝統行事「加賀友禅女流作家新作競技会」が年に1度、開催され42年になります。(主催:京都和装㈱)
受賞作家は京都での恒例の新年会に招待されます。
今年は西陣の一流料亭「萬重」で開催されました。
歴史ある萬重の手ぬぐい
お正月の掛け軸は能楽「三番叟」(さんばそう、五穀豊穣を祈願するめでたい舞い)
萬重さんの初代の絵画コレクションは有名で、色々な名画が料亭に飾っています。
いよいよ宴席が始まります。
小生(京都和装㈱社長)の御礼の挨拶
「雪の金沢から作家の先生方にお越しを頂き、東京からはさが美様の形部社長様にご来駕頂き、厚く御礼を申し上げます」
右から形部社長(さが美様)、戸田雪心先生、西村課長(さが美様)
手入れのよい庭園ですね。
右から由水十久先生、松島由美子先生
左から、中庄享子先生、矢花博呂美先生、高木次長(京都和装)
左から、白井常務(京都和装)、一川忍先生
各女流作家から近況報告があり、昨年の能登半島地震、コロナのつらい思い出、孫が生まれた話、最近の作家活動の思いなど、本音トークで盛り上がりました。
加賀友禅作家は独りで創作活動をしているので、こんなひととき苦労を分かち合いしみじみと時間を味わっておられました・・・
恒例の福引大会もあり楽しい新年会はお開きとなりました。
加賀友禅競技会の審査委員長の由水十久先生の挨拶
明るい有意義なひとときをともにできた喜びを語っていただきました。
萬重コレクション、榊原紫峰(1887-1971、京都画壇の巨匠)の鹿の親子の作品
萬重の玄関の時計・・・面白い(^^♪
アジの開きを猫がかじり、猫の手が振り子になっている・・・
味と滑稽味のある料亭のしゃれっ気でした。
玄関で愛想のいい若女将と楽しい会話でした。
実は、50年前に萬重の四条烏丸店がツカキスクエア地階のシルクプラザに入居して頂いていました。
懐かしい思い出ですね(^^♪