喜左衛門ブログ:President Blog

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2025年3月3日 (月)

凍てつくニューヨークに出張しました・・その1

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大阪からニューヨークに行くには、大阪(伊丹)空港から1時間余りで羽田空港。
羽田の第1ターミナルから第3へバスで移動して、出国手続きをしていよいよJALでニューヨークへ13時間フライトします。今回は家内(監査役)と一緒です。

エアバスのでっかい機体です。

尾翼からの映像は中々、迫力があります。

機内食はどうも苦手で美味しくありません。

2月19日午前11時05分に羽田を離陸して、同日午前10時にNYに着陸しました。
えっ、1時間はどこに消えたか?
地球の回転(時差14時間)、飛行機の速度、日付変更線のせいです。
行きの所要時間はマイナス1時間、帰りの所要時間は28時間かかります。
往復で、▲1時間+28時間=27時間、つまり片道平均13.5時間掛かかります。
私は飛行機が離陸するやいなや腕時計をNYの現地時間に合わせ、自分に呪文をかけてNY時に身体を順応させます。・・・・時差ボケよ、さようなら(^^)/・・・・
日本時間は、日本と電話やメールでやり取りする以外はすべてNY時間とします。

◆ニューヨークのJFK空港に到着して、すぐにNY市内のブルックリンのパーク・スロープにある当社のマンションビルを点検に行きました。

先日、設置したインターフォン「バタフライ」(器具メーカーの名前)のシステムです

これは非常に“優れモノ”で、ビルの玄関の外に外来者用のインターホンとして取り付けます。
賃貸マンションのビルの玄関に来たお客様は、このバタフライが「訪問客のスマホ」と「マンションの住人」のスマホとつなぎます。
つまり、互いのスマホ同士でスマホのカメラとモニターを使って会話します。
住人がお出掛け中でも、訪問客と会話ができるわけです。
住人が留守のとき、アマゾンの配達人なら外玄関のオートロックを解除して部屋の前に荷物を置いてもらいます。
物騒なアメリカでもこれならアマゾンの荷物は安全ですね。
このサービス、日本なら数百万円しますが、バタフライは4000ドル(60万円)程度でできます(^^)/

各階の部屋の中を見せてもらい点検をします。
日本なら賃貸マンションの住人は決して部屋内は見せてくれませんが、アメリカのルールでは借主は貸主に見せる義務があるのです。
階段の補修を検討です。

地下の機械室の点検です。(水道、電気、ガスなど)

昼飯は蕎麦屋で済ませました。

次はマンハッタンのチェルシーにある当社マンションビルを点検しました。
賃貸マンションの1階はミニスーパーでしたが、退店して今は空室で募集中です。
これはすぐ近くの巨大マンションで居住者は沢山います。

コロナの時は、マンハッタンの賃貸マンションの住人は人口の過密なマンハッタンから郊外へ避難しましたので、賃貸マンションは空室が増え、家賃は低下し、しかもアメリカはロックダウンで外国人は入国できずに、ビル価格は暴落しました。
マンハッタンのイーストビレッジのビルはコロナ期の2021年5月に購入しました。
ZOOMで賃貸マンションビルを外部と内部を点検しました。
中々いい買い物でした(^^)/

時差ボケに苦しみながら、NYの初日は3棟の自社ビルを点検しました。
移動中の車中で説明を聞きながら、コトッと眠りに落ち込むのです(-。-)y-゜゜
すると外国人のセールスが、「オハヨウゴザイマス」と肩を叩くのです。
私はヨダレを吹きながら、「眠てへんわい!!」と叫ぶのです。
ビルの屋上と地下室までの階段の移動が眠気覚ましです。
初日の晩飯はNY在住の甥っ子のカップルと寿司を食べました。


日本の10倍くらいの寿司代を払ってやっと目覚めました(^_-)-☆
実に楽しいNY初日でした(^^♪

◆翌日は、ストリート芸術を横目にホテルを出発です。

マンハッタンの西側を流れるハドソンリバーの向こう岸はニュージャージー州です。
ここにセブンアイのアメリカ法人は、テキサス州のダラスに本部を置く「7-Eleven,Inc.」でアメリカで1万4千店舗の展開です。

多くは、ガソリンスタンドとコンビニが併営されています。

アメリカらしいスタンダードなコンビニとセルフの給油所です。

ここはクィーンズにあるチャイナタウンです。

漢字があふれ、中国人が沢山歩いています。

英語は不要で中国語ですべてが事足りるそうです。
中国のビジネスマンは銀行取引を重視し、チャイナタウンの銀行は集中しています。

アメリカ第2位のバンク・オブ・アメリカ(BOA)です。

ウエストビレッジのBOAです。

現地の不動産仲間のビルと一緒に・・・

巨人の横に立つと子供みたいな私です。

◆午後7時半に、マンハッタンのアッパーウエストサイド(高級住宅街)のあるリンカーンセンターへ行きました。

ここでNY市バレエ団のバレエを鑑賞しました。


大ホールは満席で、演目はバレエの真髄「白鳥の湖」です。
一等席を気前のいいクレーブルが私たち夫婦にプレゼントしてくれたのです<(_ _)>
3幕4場の出し物で、悪魔の呪いで白鳥にされた王女オデットと、王子ジークフリートのラブストーリーです。
主役のオデット(白鳥)と悪魔の娘である悪役のオディール(黒鳥)の一人二役は圧巻で素晴らしい演技・踊りでした。
スタンディング・オベーションで拍手喝采でした。
リンカーンセンターの内部の装飾も素晴らしかった(^^♪


実に楽しいNYの2日間(前半)でした。

後記
NY出張は5日5泊(ホテル3泊、機内2泊)、帰りは土・日曜日なので時間はかなり節約できます。
明日から金融の街ニューヨークを探訪しました。
トランプ旋風が吹き荒れるアメリカ、興味津々であります。
次回のブログをお楽しみに・・・・