2025年3月24日 (月)
「モネ、睡蓮のとき」人気は凄かった(^^)/
ハワイ出張でブログのアップが遅れてすみません<(_ _)>
日本への通信がうまくいかなくて・・・”(-“”-)”
ハワイ行く前の出来事ですが・・・
京セラ美術館(京都市美術館)へ妻と出かけました。
1933年(昭和8年)、東京都美術館の次に歴史ある公立美術館として開設されました。
「モネ、睡蓮のとき」
クロード・モネ(1840‐1926、86歳で没)はフランスを代表する画家。
代表作「印象・日の出」(34歳の作品)タイトルは印象派の名前の由来になりました
「睡蓮」(1903)
「睡蓮」(1914‐17)
展覧会場には若いカップルや色々な年代が沢山来ています。(写真フリーエリア)
「睡蓮の池」(1917‐19)
「睡蓮、柳の反映」(1916‐19)
フロアに描かれた睡蓮の池
モネの美意識の変遷・・・・
モネの絵を見た友人が「このオレンジはちょっと変な色ね」といったら、モネは「20年前にボクの絵を見た人がこのイエローは変だねと言ったが今は私のカラーになっている。そのうちこの色も皆が憧れるよ」と言ったそうです。
写実を嫌い、時間の移ろいと光の変化を描き油絵を塗り重ねて、印象のままを描き、晩年は白内障で視界が悪くなると心の中の印象を油でゆらゆらと描きました。
モネは自分を貫き心のままに描いた画家だったのでしょうね。
京セラ美術館は入場料2300円、80点のモネの秀作が勢ぞろいして、価値があります。是非、ご覧ください。
後記
加賀友禅作家の由水十久先生(2代目)が西陣織あさぎ美術館に来られました。
モネの「睡蓮の池と日本の橋」の名画の中で・・・笑顔の由水十久先生
西陣織あさぎ美術館で西陣織の芸術を楽しまれたあと京料理屋「善哉(よきかな)」で一献
先生は博識な芸術家で実に楽しいお酒でした(^^)/
初代の由水十久先生(1913‐88)は童子(唐子)で有名な加賀友禅の大家。
そのご子息の2代目・由水十久先生は素晴らしい作家であり、弊社の加賀女流作家競技会の審査員長として格別にお世話になっています。
ありがとうございます。