2012年1月17日 (火)
衣裳室スタッフの研修模様をお伝えします
マリエ クラッセ(株)の川西です。
「社員接客力と成約率の向上」をテーマに、
先月12月7日~8日・12月14~15日と
それぞれ2日間で衣裳室中堅スタッフと新人スタッフに分けて研修を行いました。
まず1日目の午前中はドレスメーカー幸輝(株)の水谷様から、ドレスの素材、
デザイン、流行など、商品を進める上での基礎知識について学びました。
みなさん真剣な表情で熱心に聞いています。
午後はまずお客様と接するときの接客マナーから電話対応まで、
講師の大野様を招いての講義、実践トレーニングを行いました。
その後休憩を挟んで、これからのブライダルマーケットの動き、
求められる方向性についてリクルートの春田様から講義を受けました。
1日目の締めくくりは接客カウンセリングについて、お客様の緊張や不安を取り除き、
安心して相談して頂ける信頼関係を築くための「アイスブレイク」について勉強しました。
お客様とのコミュニケーションをとる上での大事な「3つの共(共感・共有・共通)」を意識し、
更に1つの質問の答えに紐付けした質問を繰り返す「縦の質問」をすることで
お客様との距離がぐっと近くなる事を学び、ロールプレイングをしてみることで
その効果を皆実感しました。
2日目の午前は塚喜商事東京事業部の長島さんから和装商品についての用語、染め、織りの名称など、実際に商品を目の前にして、スタッフに非常に分かりやすく説明して頂き大好評でした。
これが加賀友禅の留袖だよー。
これが化繊の白無垢ですよー。
長島さんお忙しい中ありがとうございました。
午後からは元々ツカキ東京にいらっしゃった成子様から、「和装の接客から学ぶ」ということで、
お客様が着物を試着するときの着せ方、見せ方、帯の合わせ方、
さらには接客における正しい言葉遣い、声のトーンまでみっちりスタッフにお教え頂きました。
鶴が空に飛んでいくような着物には雲取りや「鶴亀」で亀甲の帯を合わせるのもいいですよー。
最後に2日間の研修を終えてのレポートを書き、最後に記念撮影。
普段は電話やFAXでしかやりとりのないスタッフ同士が顔を合わせることで、
コミュニケーションを図るいい機会にもなりました。