業務日誌:Staff Blog

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2012年9月6日 (木)

きものガード加工工場研修

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皆様はじめまして! 2012年度塚喜商事京都事業部
新入社員の池田(右)と黒田(左)が今回はブログを書かせていただく事となりました!!

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今回の内容は、私たちにとっては入社後初となる社外研修です!!
着物というのは着る回数、買ってからの年数につれて必ずと言っていい程
シミや汚れなどが発生してきます。
それを未然に防ごう! できるだけシミがつきにくく加工を施すシステムがあるのを
皆様はご存知ですか?

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8月28日私たちはガード加工の㈱パールトーン三条工場で研修させて頂きました。

まずは、工場内の見学・・・・
各階で細かく部署や担当が分かれており、きっちりとした仕分けがされています!すごい!!

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ガード加工前の検反風景です!!
検反しやすいように大きな机で周りには必要な道具がたくさん揃えられていました!

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10反単位でガード加工室に送られます

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検反の方にお話を聞く堀井さん。
真剣ですね。

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この後、ガード加工やシミ抜き、プレスなどが施され、
もう一度、加工がちゃんとされているのかの試験をします。
反物の上に少量の水を落としてちゃんと弾いているかの試験だそうです!!!

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これの他にアフターサービスとしてシミ抜きや、紋入れなども
行われているそうです。

下の写真が紋を入れる過程で使用される型の様なものだそうです!
これを押した後に隙間を筆で埋めていくそうです。
紋入れと一言で言ってもとても大変な作業が行われていることがとても分かりました。
家紋の型です。たくさんの種類があります。

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では、ここで真剣な眼差しでお話しを聞いている黒田から、
もし着物に醤油をこぼしたらどうする!の説明を簡単にします。

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まず、着物に醤油がこぼれたら
乾いたタオルで擦らずに醤油だけを拭き取るようにしてあげましょう。

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次に醤油が取れたら、着物に少し水をかけて軽く指で水を撫でてあげましょう!
すると見た目では醤油が取れているように見えていても、繊維の隙間に入り込んだ醤油が浮きで出てきて、水が茶色に変色しました。その水を乾いたタオルで拭き取るようにしてあげれば完了です。

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一般に汚れを叩き落としたり、こすったりというイメージがありますが、加工を施している場合は、それを行いません!!
この二つの過程だけできれいになります!!

なんてすごい!  パールトーン加工!!
皆様もぜひ参考にしてみてください!!

今回研修させて頂き、着物は販売するだけでなくその後のアフターフォローがとても重要になってくるのだなと
実感しました。社員の皆様もとても丁寧に作業の過程を教えていただきとても楽しみながら勉強することができた研修でした。

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最後に、私たちに丁寧に説明や解説をしてくださった株式会社パールトーンの京都本店長 岡村さんをはじめ、社員の皆様、本当にありがとうございました!!